エッチングパーツがたくさん入ったプレミアムエディションのポルシェティーガーです。2014年2月から3月に製作しました。
前回、ツィンメリットコーティング済みのキットを作ったので、今度は久しぶりに自分でコーティングをしたくなりました。今度はポルシェティーガーを作ってみます。
ところで、昨夜のオリンピックは凄かったです。結局朝方までずっと観ていました。
(2014/02/15)
前部装甲部分はけっこう組みにくいのである程度仮組みしたら早々に接着したほうが良いかと思います。
連結キャタピラを組むときに起動輪で多少前後に調整できるので割と組みやすいです。
なかなか良い感じのたるみを表現できました。やっぱりティーガーの大きな魅力の一つはこの辺にもありますね。
ライオンロアのコーティングスタンプ、見た目はオール金属でかっこ良いのですが、工業製品としての正確さがいまひとつです。寸法が合わずにスタンプと持ち手がうまくはまりません。もしかすると自分が購入したものだけかもしれませんけれど。スタンプのほうは持ち手がなくても使えるので、まぁ良いのですがちょっと残念。
(2014/02/15)
やらかしてしまいました。左のキャタピラ、上に付きすぎてフェンダーが当たってこのままでは形になりません。けっこうまずいですね。
キャタピラのたるみ具合がかなり気に入っていてそこまで気が回りませんでした。一つ模型を作っていると何かしら問題が起きますね。
(2014/02/16)
なんとかスプロケットホイールとキャタピラを下にずらしてフェンダーがはまるように修正しました。キャタピラは前のほうだけ一度外してまた取り付けました。エッチングパーツはけっこう良い感じです。
(2014/02/18)
エッチングがうまく装甲板にフィットしなかったので、前面上部装甲を少し盛りました。ひょっとしてどこかミスったかも。でも、今はうまくフィットしているのでOKです。
ツィンメリットがモールド済みのキットも良いですが、自分でコーティングをすると剥がれやむらができて手作り感があり、これはこれでまた味があるかと思います。本来はコーティングは工場で行っていたのでしょうから、手作り感とか関係ないのかも、あるいは戦車兵が手作業?それはいくらなんでも無さそうですね。
(2014/02/18)
ゲペックカステン(用具入れ)の留め具エッチングパーツがかなり細かい作業を要求されます。細かすぎて目が痛くなっちゃいました。ゲペックカステンを取り付けると予備キャタピラがあまり見えなくなってしまうのが惜しい。
この金網エッチングもけっこう細かいです。けっこう大量に瞬間接着剤を使いました。
望遠鏡をハッチから出したかったので開状態にしました。フィギュアを乗せるにはちょっと狭い気がします。左の四角いハッチには何とかフィギュアが収まるでしょう。
見栄えが良くなりそうな部分はなるべくエッチングに置き換えました。今回もアルミ砲身が付いていたのはありがたいです。
真横からの写真で気付きましたが砲塔の下辺にはみ出ているエポキシパテはきちんと削っておかないとぐにゃぐにゃしていて見栄えが悪いですね。普段斜め上から見ながら作業しているので上は割りと気をつけて余計なパテは削っていました。
このあいだ、ホーネットのフィギュアを久しぶりに使用して、また気に入ったので今回も使いました。右戦車兵はハッチに手を置くと袖が干渉するのでちょっと整形しました。略帽のどくろマーク、頑張って立体的に作ってみました。
くつろいでいるポーズなので、それとせっかくヘッドが髪の毛付きなので帽子なしとしました。ボディはドラゴンの戦車兵です。
なんか影がきつくて略帽の生地が分厚い感じがしますけどそんなことないんです。こういうのもたくさん作れば慣れて上手くなるものなのでしょうかねぇ。首の隙間をふさがないと。
うーん、寒くて塗装する気分でもないので何か小さい車両でももう一つ組んでみようかなぁ・・・。
(2014/02/22)
しばらく振りの塗装です。サーフェイサーに少し白を混ぜて明るくしてみました。
(2014/03/14)
ダークグリーンの迷彩。なんだか写真のホワイトバランスが悪いのか色調がいまいちです。
ホワイトバランスを調整したら少し写真の色調が良くなった気がします。組立や塗装途中の写真はやり直しが効かないんですよね。ダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウンの三色とも明るめに塗装して後から調整予定です。
(2014/03/14)
キャタピラはエアブラシで塗装するときもあるのですが、今回は筆塗りで進めました。そのときの気分で作業手順が色々変わります。後部のデカール、車両ナンバーはもう少し上に貼るのが正しいようですが、この方がしっくり来るので下にずらして貼ってしまいました。部隊マークもサービス。
オークリーフパターン、柏の葉迷彩というんでしょうか。その秋パターンのジャケットにする予定です。タミヤのフラットアースをベースとして、皺の部分を少し暗い色で塗装してからドットを描いています。本来は4色構成かもしれませんが、雰囲気によってはあと1色のせて終わりでも良いかと思います。
(2014/03/16)
ウォッシングを行ったら車体の色が割りと落ち着いてきました。もう一息で完成というところです。
(2014/03/16)
ドラゴンのポルシェティーガーが完成しました。重心がかなり前にありちょっと見慣れないフォルムです。レアな戦車なので模型的にも貴重かと思います。
ドイツは独ソ戦の開始でソ連の高性能な戦車との遭遇し、IV号戦車より強力な重戦車の開発を迫られました。ポルシェ社とヘンシェル社で開発を競いましたが、ポルシェは結局はこの重戦車開発競争に敗れています。
少なくとも2台は実戦配備されたようです。この調子だと活躍らしい活躍をしたというわけではなさそう。途中まで製造していた機材などは後に重駆逐戦車フェルディナントやエレファントの基礎になりました。
メジャーな戦車ではなく、かなりマニアックなアイテムでしょう。言葉は悪いですが「ボツ戦車」ですので。それをこのクオリティでリリースしたドラゴンに感謝です。
アクリルレジンとパステルで少し足回りを汚しました。せっかくキャタピラが大きくてかっこ良いのであまり汚しませんでした。
木部はセールカラー、(タミヤエナメルのバフと白を混ぜた)で塗った後、境目を少しぼかしましたが表現としてはもう少し改良の余地あり。「おおぉ、これはうまくいった!」ということがあまり無い木部塗装です。
今回の迷彩は規則性はあまりありません。車体より砲塔の迷彩パターンのほうが少し細かめです。
フランスのソミュール戦車博物館に展示されているタイガー後期型のパターンと少し似ているかも。ポルシェティーガーの運用は後期ではないので、ダークイエローの面積をメインに取りました。
平面はウォッシングで泥水が溜まって乾いた状態を表現したつもりです。迷彩塗装だとあまりウェザリングをしなくても目には変化があるので控えめでも十分見られるのかも、単色塗装に比べれば。
オークリーフパターン、柏の葉迷彩の秋パターンに挑戦。タミヤのフラットアースをベースとして、皺の部分を少し暗い色で塗装してからドットを描いています。
4色構成としまして、でもサーモンピンクっぽい色が余計だったかも。階級章は二等兵なのに態度が偉そうなのが気になります。
背中がちょっと寂しい。背中の迷彩パターンはけっこううまくいったかと思います。普通のドイツ軍ユニフォームに比べると違和感ありありですけど、これでも秋の枯れ雑木林の中では随分と効果があったのではないでしょうか。でも、ちょっと色合いが違うかもしれません。車両の迷彩の前にいても、輪郭が分からなくなってけっこう溶け込む感じです。映画「山猫は眠らない」のスナイパーの超絶森林同化まではいきませんけれども。
上の二等兵が赤毛なのでこちらは金髪としました。階級は少尉くらいか。細かいですがペリスコープレンズを濃緑色でツヤありにしたところが個人的に満足しています。
なかなか良い表情。こちらは瞳がブルーでもう片方はライトグレーです。ライトグレーだと表情が出しにくいですね。もう少し濃くっても良かった。
脱出ハッチのコーティングはもう少し丁寧に行うべきでした。彫りは深くてウォッシングのシャドウが入ってよい感じにはなりました。
予備キャタピラはちょっと錆気味、使っているキャタピラはほとんど錆は無いという設定です。
重戦車はもう少し迷彩パターンを大きくしたほうが大胆で力強い印象を持たせられるかな。
キャタピラのフェンダーはコーティング要らないでしょ、とは思ったんですけど箱絵はしっかりコーティングがあったのでやってみました。
せっかくドラゴンの戦車兵に勲章のモールドがあるので記念撮影。メダルが大きすぎな気もしますが活躍している戦車兵のようで頼もしい。
砲塔が後ろ向きでも撮影しました。移動中のポジションです。前回のキングタイガーとはだいぶ勝手が違いましたが、楽しく製作できました。
(2014/03/21)
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