このスタッグハウンド、ホント一番最初だけ手を付けて長年放置していたアイテムです。再びやる気になったので、一気に最後まで完成させるのが目標です。
ブロンコモデルズのスタッグハウンド、思い出しました。購入当時は意気込んで作ろうと思っていたのですが、この細かい組立説明書を見て怯んでしまい、そっと蓋を閉じて奥の方にしまっていたのでした。ただ、少しずつ組み立てて小さい部品も紛失に対する注意を払えば問題なく組み上がるかと思います。部品の合いは良いです。
いきなり側面装甲板の付属物などの組み立てから入ります。本体の箱組はもう少し後らしい。細切れの部品分割と相まって工作技術はけっこう高いものが要求されるんじゃないかな。
おそらく細切れにすればするほどメーカーの心意気がモデラーに伝わると思っていたのでしょうか。ちょっとそれは勘違いだと思うんだけどメーカーの気持ちが分からないわけでもない。今のブロンコはどういう方向なんだかもちょっと興味があります。
マジで細かい部品が多過ぎるョ。AFVクラブのキットも結構小さいパーツが多いけどそれ以上かも。いくら作っても先が見えない気がする。
(2018/02/11)
はじめはあまりの細かさに嫌気が差してきそうな組み立てプロセスも箱組で立体的になってくると俄然テンションが復活してきます。タミヤイタレリのスタッグハウンドのボックスパッケージでもこのブロンコのボックスアートでも随分大きな車両だとの印象がありました。全体の大きさが把握できる段階になってびっくり、意外と小さな車両です。もともとブロンコのキットの品質は高いのでしょう。細切れの箱組でも破綻無く組み上がっていくのはさすがです。
出来ればサスペンション周りを組み付けたタイミングでタイヤを4本取り付けて接地面との調整しておいた方が良いです。ガタつき防止のためにも。
たぶんほとんど見えないんだろうけど、搭載されている無線機が砲塔後部に再現されています。なかなか良い感じです。
一応、砲塔内は白で塗装して無線機はオリーブグリーンと黒とシルバーで塗装しました。
(2018/02/15)
わりと大き目なフロントガラスが2枚はめ込んであります。このあたりは普通の車と同じような見た目です。
米軍ならXF-62のオリーブドラブ、英連邦軍ならXF-58のオリーブグリーンを使用。今回後者なのでちょっとグリーンの強いオリーブグリーンで塗装しました。
先週は大手町落語会を観てきました。柳家権太楼さんは風邪で調子悪そうだったけど大丈夫かな?それと、数日前には銀座でやっていた「如月の三枚看板 喬太郎+文蔵+扇辰」も観ました。けっこう若い女性も多いのは喬太郎ファンなのか新作落語が好きだからなのか。今日は国立能楽堂で能と狂言を観劇しました。能はちょっと寝てしまった。特に大好きという訳でもないんですけど、さいきん伝統芸能づいています。能を観たのでまた平家物語でも読んでみよう。
(2018/02/18)
WWII終結後も英連邦諸国以外にもデンマークやイタリア、キューバ、エジプトなど多くの国に輸出されました。イスラエルでも使用されておりこのキットにはイスラエル軍スタッグハウンド用のデカールも付属しています。
スタッグハウンドはシボレーが大量生産してレンドリース法でイギリス軍などに供与されました。初の実戦は1943年のイタリア。装甲車としては重装甲な方で前面面装甲が25mm、砲塔正面は30mmです。けっこう大きくて重そうです。タイヤも大きいしね。
最高速度は舗装道路上で時速100km、行動半径は約720kmでした。主に部隊指揮や偵察任務に使用されました。武装は37mmのM6戦車砲です。キットにはメタル砲身が付属しておりシャープな仕上がりです。
がれきの山を抜けたりするとフェンダーの上面などにも明るい色のダストが付くかな、というウェザリングです。
マーキングは1944-45年の西ヨーロッパにおける第8軍団の第二王室騎兵隊の車両です。
透明のヘッドライトは縦のストライプモールドが入っていて精密感があります。
チッピングもウォッシングもドライブラシも適度、というか控えめな感じかな。スタッグハウンドの特徴でもある大きなタイヤは側面に細かいモールドで文字が書いてあるので、ドライブラシをして目立たせるとまた表情が付いてグッドです。ケーキのデコレーションみたいだな。
砲塔はわずかに引っ掛ける爪があったけど微妙に浮いてしまうので取り去って、載せるだけの方式にしました。車体と砲塔に変な隙間もなくて悪くない。
砲塔のハッチ二つは接着していません。後ほど戦車兵を乗せてみたいので。
ブロンコのスタッグハウンドは部品が細かかったです。丸っこくてコンパクトに見えるけど実は案外と大きい。面白い車両です。
(2018/02/21)
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