普段、タミヤやハセガワのキットしか作っていないので、このキットは手ごわいです。東欧のキットの中では作りやすい部類なのでしょうか。セマーのSu-7の元の金型はKP、コプロ、元はOEZ。一度こういうキットに挑戦するのもありかと。実はこれ、夏頃に手を付けて組立が難しくて途中で放棄してたものです。先ごろF-100を製作してシルバーの機体のかっこ良さに刺激されて再び手にしてみました。ポーランド空軍の塗装例がシルバーなのでおそらくそうなると思います。
機体の全長はかなり大きいです。たぶん35cmくらいでしょう。コックピット周りや武装など当たり障りないところからやってます。プラスチックはけっこう柔らかめで粘りがあります。よく言えばイモ付けしやすいです。
板おもりを一番前に格納して尻餅をつかないようにします。推奨は10gです。奮発して15g詰め込んじゃいました。実は今、貼りあわせたあと、カタカタ少し動くんですよね。瞬間接着剤かエポキシパテでも一緒に埋め込んでおけばよかった。
このへんでちょっと組み立てにくいかなぁという感想でした。でもまだ鼻歌交じりにふんふんふーんという感じ。
セマーの説明書には塗装指示がハンブロールの番号のみなので、だいたい自分の感覚と実機写真を見てこれじゃないかなぁというクレオスの塗料で塗装しています。機内は74番のエアスペリオリティブルー、Su-7の先端は135のロシアングリーンを使用しました。こんなところでロシアングリーンか。
(2015/12/15)
先日、西伊豆戸田温泉、海のほてる「いさば」という宿に妻と温泉旅行に行ってきました。ホテルとありますがおそらく高級旅館に類するところだと思います。部屋にも小さな温泉があって、他にもプライベート温泉が4つほど貸切に出来ますし、部屋からの海の眺めも格別でした。朝食と夕食は趣向を凝らしており海の幸メインでとても美味しかった。驚いたのは従業員の方々が会う人すべてとても気持ちの良いかたがたでした。おそらくかなり教育が行き届いているんだと思います。こういう宿泊施設にはなかなか出会ったことがない。あくまで2015年12月の話ですがとても素晴らしい旅館でした。のんびりできて文句を言うところが無いし大満足でした。
温泉に関してはもっといくらでも書けるのですが、とりあえずスホーイ。一応進んでいます。コックピットの機体への組み込みなど、部品の定位置が決めにくくて慎重にすり合わせる必要がありました。あと、ジェットエンジンの排気口の部品はちょっと精度が悪くて、このあたりから主翼や機体のすり合わせに関しても覚悟を決めていました。
実機のコックピットを見ると目が回るような複雑さです。なるべく雰囲気だけでも出せるよううまい具合に塗り分けてみました。でも、あまり見えないですね。それとシートベルトを自作しました。前回製作したF-100のようにサードパーティのパーツのほうが出来は良いです。でも、無いよりはいくらか良いかと思います。左右のすき間が空いちゃいました。
ポリエステルパテで整形と隙間埋めです。とりあえず早くひととおり形にしてみたい。
コックピットのディテールはそれなりのモールドがあるようです。何より内部パネルがうまく機体に組み込めるのか非常に心配で塗装どころではない心境でした。説明書のようにコックピット周りをいきなり組み立てるより、慎重に一つずつ組み込んだほうがリスクが少なそうです。タミヤならすり合わせ無しにいきなり接着しても怖いもの無しなんですが、そこは一つずつ確実に。でも、自分の場合はリスクが顕在化していしまいました。
ランディングギアはどう組み込むのかちょっと見ただけでは分からずしばし途方にくれました。そして放置へ。なんか、すき間がたくさん出来ちゃうんですが、作り方間違ったのかな。左右を逆にしてもほぼ同じだし。まいったな、こりゃ。
(2015/12/24)
クリスマスに妻とKFCのフライドチキンを食べようと、のこのことお店に行ったらその日はパーティーバーレルの受け渡ししかやってませんでした。食べたいときに目の前にたくさんあるのに売ってくれないってけっこうつらいものがあります。というわけで、今日は普通に営業していたので食べちゃいました。おおまかに組み立てました。こんな感じです。
水平尾翼をベストポジションにするためにマスキングテープでしばし固定しています。
主翼、尾翼、垂直尾翼、パイロンなどあらゆる接続部分にすき間が生じるのでポリエステルパテと光硬化パテを駆使して隙間を埋めています。
コックピットと胴体はかなりフィットします。それでも何箇所か0.5mmくらいのすき間が生じるので上の作業のついでに光硬化パテで仮にフィット感をアップしておきます。最後までぴったりいけばよいのですが。
(2015/12/28)
けっこういろいろと胴体下面に部品をくっつけます。特に機体下面に細かい部品が多いです。
上面にも小さい部品がいくつかあるので取り付けました。それと翼の根元には30mm機関砲が2門装備されています。
ランディングギアにはブレーキパイプに見立てたチューブ状の金属を取り付けてみました。ただ、Su-7の構造上、完成したらほとんど見えなさそうです。
増槽やUB-16 57mmロケットランチャー、その他小物も組み立て完了です。
(2016/01/04)
計器パネルはうまくはまらなかったので一部切り取って調整しました。モールドはグッド。
コックピットフレームを機体内部色で塗装しました。今回また凝りもせずピットマルチで仮留めして塗装します。
Mr.カラー、スーパーメタリックのスーパーアイアンを使用しました。スーパーステンレスよりやや重厚感がある印象です。はい、計器パネルの組み込みを忘れていました・・・。ピットマルチの仮留めでよかった。
(2016/01/06)
パテを盛って削って、ついでに他の箇所で気になった部分も作業中です。ま、はじめからちゃんとやっておくべきでしたね。
セマーのキットに付属しているデカールは薄くて柔らかくてデリケートです。発色は良く、機体にもよくフィットします。白が少し薄いかな。
忘れていたコックピットパネルを何とか組み込んで一安心です。
(2016/01/08)
スホーイ7 Su-7、ロシア語だとCy-7、1950年代終わりから生産が開始された旧ソビエトの戦闘攻撃機です。ライバルは先日製作したF-100かな。ペンシル型の直線胴体は西側だとF-104と類似しています。
爆弾搭載能力が低く、低速での燃費は悪かったけれど、機動性や低空での安定性は良かったようです。
いろいろと組み立てで手間が掛かって難しいキットでした。途中から「綺麗に作ろう」、から「完成させよう」に目標が切り替わりました。
ステンシルデカールは小さいものがたくさんついており、すべて貼るのは大変。銀一色なのでペタペタ貼っているうちに精密感がアップして見た目が多少良くなったかと思います。
さすがに完成すると、最初の白いばらばらのパーツ群だったころの苦労が懐かしくなってきます。
スミ入れでツヤを少し落ち着かせると実際に運用されている機体の雰囲気が増してかっこ良く見えるかな。
排気口近辺は熱さで焼けるかと思い金属板を少し変色させました。
パテで修正したんですけど粗が目立ちますね。もっと丁寧に作業しないとだめだな。
操縦席前面のダークグレーの反射防止の塗装が微妙な曲線なのでフリーハンドの筆塗りだと難しい。こういうところはデカールにしてくれれば良いのに。今後のために曲線定規を手元に常備しておいたほうが良さそうです。と思っていたらタミヤから曲線用のマスキングテープがでていたのかぁ。これをそろえておいたほうが良さそうです。
キャノピーと機体をきっちり接合するのは良いとして、なんだか溶接したみたいになってしまうのもどうかなぁと思いました。でも、今回はわりとキャノピーの透明度も保てたのでその辺は良かったか。
機首の車輪がうまくはまらないので瞬間接着剤と流し込み接着剤で見た目が良さそうな高さで固定しました。もしかすると説明書をどこか見落としているのかも。
あまり見えない下面のほうが細かいデカールを貼ったりいろいろと忙しい作業でした。
これ、前部におもりを入れないと絶対尻餅をつく場所に車輪があります。今回はおもりを大目に入れました。
昇降ラダーも付いていたのでオレンジで塗装して一緒に飾りました。
搭載装備は増槽とUB-16 57 mm ロケットランチャー、一番外側には空対空ミサイルか、それとも爆弾かな?
夏に買ったときよりずいぶんと値段が下がっているじゃないか。あまり売れてないのかな。作ってみるとなかなかかっこ良い機体ですよ。
これもF-100同様に1/48だと大きいので迫力があります。50cmくらいの距離で見るとなかなか良さそうです。あまりアラが見えないので・・・。これ以上こねくり回しても細かい部品を破損してしまいそうなのでこのくらいで仕上がりとします。やれやれだぜ。実はSMERのSU-17も一箱手元にあったりして・・・。
(2016/01/10)