今回はホビーボスのフォッケウルフTa152を作ってみます。終戦間際に実用化されて生産数もそれほど多く無い機体です。数多くの形式があります。そうそう、最近の欧州のキットでスワスチカマークが入っていないのはICMだけかと思ってたら、いろいろ物色していたらイタレリでも付いてないみたいですね。と思ったらエデュアルドは最近のキットでも二分割もせず平気でぶっ込んでいるのは模型再現の姿勢としては好感が持てます。ホビーボスのこのキットのスワスチカは二分割でした。
シートベルトやペダルやアンテナ、いろいろとエッチングパーツが付いています。シートベルト以外はプラパーツもあるので面倒ならそっちを使っても良いかも。かなり昔のキットなのにいろいろ含まれていて凄いね。
シートベルトをエッチングパーツで付属させてくれるのは良いんだけど、あと操縦席のペダルもエッチングパーツだけど両方とも結構オーバースケールに思います。エッチングの材質は柔らかくてシートにフィットしやすく加工しやすいんだけどね。ファインモールドの別売りのものの方が再現が正確ですね。
両サイドのパネルとコックピットパネル用にデカールが付属しているのでありがたい。
パネルには凹凸がモールドされているのでデカールフィットで馴染ませればそれなりに見えます。
(2021/03/18)
コックピットとエンジンを組み込みました。エンジンは見えないのでこのまま閉じちゃっていいんじゃないかな。⇒あとから解ったんですけど実は下から覗くと見えちゃいます、恥ずかしい!
エンジンの排気管も塞がったままなので、数は多いけれどモーターツールを使って軽く開けておきました。黒く塗るのでそんなにこれでもかと深く掘り込まなくて良いかと思います。
古いキットだからか分かりませんが機首の対空機銃2門の銃口が開いていないのでデザインナイフの先端などで開けてみました。
(2021/03/19)
ランディングギアコンパートメントが胴体と筒抜けでがらんどうなんですけど・・・。実機の構造としてこれで正しいとも思えないんだけどどうなのだろう?なんか変ですね。それと厚みが薄すぎてタイヤがちゃんと格納されるのかな?造形村のTa152、あちらはもっと主翼が長いタイプですけど、それと比べてもこっちは端折り過ぎのような感じですかね。ドラゴンのキットの作例を見てもあちらの方が再現度が高そう。両方とも発売時期は2011年頃なんですよね。海外のレビューではGreat Kit!! とか書いている人いるけどホントかな?
だいたいの組立が終わりました。ピトー管は塗装中に壊しそうなので真鍮パイプと真鍮線で作り直しました。
ふつう機体下面はパパっと吹いて次の工程、なんだけどもこの機体はシルバーの無塗装部分があるようです。それもかなり広い割合で。マスキング作業中です。
そんなに大きな機体ではないのだけれど、機体下面にはスカイブルーの他にシルバーの場所があったり上面にも迷彩塗装があったり、くっきり色分けする部分もあります。史実どうりなのかはよく分かりませんがけっこう塗装のプロセスは大変ですね。
尾翼部分にだけモットリング塗装のようなやや面倒な箇所があります。ドイツ機はなにげにエアブラシコントロールの技量が要求されますね。それとエアブラシ自体は3本あると失敗のリカバリーや吹き忘れたときにすぐ対処できるので便利です。後片付けは3倍手間ですけどねー。
デジタル大臣が「私はLINEを使い続ける」( ー`дー´)キリッ、と言っていました。せめてウソでもいいから調査する、くらい言ってくれよ・・・。無料通話は便利でいいんだけどあそこまでセキュリティ云々報道されると心配です。
昨日は東京の丸ビルやら銀座に行ったらすごい人出でした。大勢の人が見込みで宣言を自主解除しているようです。寿司屋に行ってもかなり混んでたしGAPも三越もけっこう混雑していました。GAPで5000円のパンツがなんだかんだで割引して3000円で買えたのはラッキーでした。気が大きくなってオニヅカタイガーでスニーカーも買ってしまいましたが前から欲しかったモデルなので良しとしましょう。新型ウイルスは怖いけど外出は楽しいですよね。早くワクチン打った方が良いのかな。いつになることやら・・・。
(2021/03/21)
デカールを貼り付けました。少し乾いて硬かったですが無事に密着できました。
武装は機首に20mm機関砲を2門、両翼で20mm機関砲を2門の計4門。プロペラシャフトには30mmモーターカノンも装備しておりかなりの重武装です。1945年3月から量産を行う予定のところ実際には数機が完成しただけとのことです。
エンジン部分はあっさりしていて表面上のモールドしかないので少しドライブラシでディテールを強調してみました。
このキットはエンジンカウルを開いた状態と閉じた状態の二種類から選べました。なかなか芸が細かいな。エンジンカウルは駐機状態でエンジンを回しているときや離陸時には開くとのことなので、今回はパイロットが乗っていないし普通に停まっている状態なのでエンジンカウルフラップを閉じた状態を選択しました。組み込んだ後で、やっぱりフラップを開いていたほうが格好良かったかな?と少し後悔。どちらも良いんですけど。
アンテナ線は釣り糸を使用しました。直径何ミリなのか分かりませんが0.5号です。ちなみに感染の空中線や1/144の飛行機には0.2号を使用しているのでそれよりはけっこう太い糸です。
機体下面には一部銀塗装の部分がありました。ドイツ機でシルバーは珍しいかな。
最後にセミグロスクリアーでコートするとツヤが落ち着いて上品な感じになると思います。
H型のほうが全幅が3.5mほど大きいので翼が長くて格好良いかも。そのうちH型も製作してみたいです。でも、こちらもいかにもなドイツ機らしい塗装で満足しています。キット自体は部品数がさほど多くなく合いも良いので作り易かったです。
(2021/03/24)
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