アパッチ AH-64D 陸上自衛隊攻撃ヘリコプター ハセガワ 1/48

アパッチ AH-64D 陸上自衛隊攻撃ヘリコプター ハセガワ 1/48 航空機 日本
スポンサーリンク

初めて製作したヘリコプター模型です。2015年5月製作。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 箱絵 ボックスアート最近は現用モノもときどき製作していますが、そういえば現用日本軍関連は作っていないなぁと思いこの攻撃ヘリコプターを作ってみます。陸上自衛隊のアパッチはUSのアパッチを基にしたキットで限定生産で発売された、(発売されている?)ものです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 限定生産 陸上自衛隊けっこう箱にぎっしりとパーツが詰まっていて部品数が多いです。戦車模型を作り慣れているのでたいしたことないでしょうが航空機にくらべると随分たくさんあるなぁと感じます。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 本体のパーツの大きさコックピットから手を付けていますが本体のパーツの大きさに思わず写真を撮ってみました。こりゃえらいもんに手を出してしまったかな。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 アパッチパイロットフィギュアは2体ともバリだらけで整形が大変。でもちゃんと塗装してシートに座らせるとなかなか良い感じになってきそうです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 コックピットを黒で塗装グロス塗装のあとでデカールを貼り付けました。グロスのほうがデカールの密着度が高くてしっくりきます。真っ黒でなんだか分かりませんね。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 ローターが大きい手順無視でヘリコプターの羽根の大きさがインパクトあったので思わず組み立ててしまいました。これも置き場所に苦労するなぁ。戦車模型は組み立てるとスペースの節約になるけれど飛行機は逆にディスプレイスペースを食いますね。
(2015/05/06)

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 機体の内側はブラック機体の内側はブラックで塗装との指示があるので塗装完了したところです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 左右の機体パーツを張り合わせ左右の機体パーツを張り合わせるのがとても難しかったです。コックピットとローターの根元をかっちりと組み込むのが大変でした。最初、安易に瞬間接着剤で軽く位置決めしてほいほいといけるだろうとやってみたら、なんか合わないんですよねぇ。ローターだけ組み込んだ場合や、コックピットだけ組み込んだ場合、それと両方のときでいろいろと試行錯誤したらやっとぴったりはまりました。
はじめはタミヤの流し込み接着剤でだらだら組み立てていましたが、あとのほうではクレオスの強力な流し込み接着剤を使用しました。きれいに組み立てようという気が途中から吹き飛んでしまい、合わせ目の綺麗さよりもまずは頑丈にやろうとなってしまいました。他の方はこのあたり難しくないのかなぁ。まぁ、コツのようなものがあるのでしょうか。一応きっちり組めましたが最後まで破綻しないで組み上がるのか非常に心配です。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 車体下部の機銃車体下部の機銃の組立が説明図を見ても良く分かりませんでした。塗装図の3方向からの図を見て何とかこんな感じじゃないかなぁと組み立てました。たぶん大きな間違いはないかと思うのですが・・・。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 詳細な凸リベットモールド詳細な凸リベットモールドがいろいろな部分で部品の合わせ目近くにもたくさんあります。なるべくこのリベットを破損しないで継ぎ目だけを綺麗に消せればなぁと考えています。先の細いヤスリか、何か細い棒の先に紙やすりを貼り付けてきれいにしてみます。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 メインローター基部メインローター基部の部品取り付けがいまいち説明書を見ても良く分かりません。特に斜めの細い棒状の部品、こんな感じではないかなぁと半分推測で取り付けました。実車写真を見れば分かるかなぁと調べましたが余計分からなくなりました・・・。分からないなりにこのあたりはメカっぽくてなかなかかっこ良い。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 細かい部品はじめに本体やローターなど大きな部分を取り付けてエンジンも取り付けると組立が大部分終わったかと錯覚しましたが、実は細かい部品が非常に多くて時間が掛かります。説明書がなんだか圧縮されたようなレイアウトになっていてぺらっと1枚なのですが詰め込んでありちょっと見難いです。面積的には少ないのですぐ組み立て終わりそうだな!っと高を括っていると実はやることが多いです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 キャノピーのマスキングあと一息で外側の塗装準備完了です。まだ細かい部品の取り付けがありますけれども。写真はキャノピーのマスキングやコックピットの細かい部品もブラックで塗装しているところです。キャノピーはコンパウンドで表と裏を磨きました。
(2015/05/09)

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 テールローターの取り付けテールローターの根元も説明図だと分かりにくかったです。組立の後半戦、細かい部品をたくさん取り付けてもあまり見た目が変わらなくてモチベーションが上がりにくいですね。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 組立パーツ構成がけっこうばらばらでややこしいところがあります。戦車なら車輪はAグループ、などある程度固まっているものですが。それと、パーツに穴を開ける部分も多いのでなるべく先の作業を読みながら組み立てる必要がありますね。ただ、ヘリコプターを作るのは初めてだし、あまり構造を知らないのでかなり戸惑い気味です。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 塗装細かい凸リベットを削らないように慎重にゲート処理をして組み立てたのですがなかなか繊細なパーツが多くて大変でした。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 ミサイルの塗装ミサイルにもたくさん黄色の文字のデカールを貼り付けることになります。ミサイルを全て取り付けてしまうとデカールの貼り付けが難しそうなのでこのあたりでもう一度ブラックを吹いて貼っておきます。結局整形するときにかなり塗装が剥げるので二度手間でしたね。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 迷彩塗装迷彩塗装の茶色部分はNo.12のオリーブドラブとNo.21のミドルストーンの混色という指示がありますがそれだといまいちピンときた色身になりませんでした。それでNo.22のダークアースを混ぜて調整しました。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 迷彩塗装はい、マスキングゾルを塗ったらこれでもう良い具合の迷彩塗装が完了したようになってしまいました。これ、剥がすのがちょっと大変なんですよねぇ。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 迷彩塗装グリーン系を塗装したあとに引き続き重ねてマスキングゾルを塗ってブラックを塗装予定です。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 迷彩塗装とりあえず良い感じに迷彩塗装が仕上がりました。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 迷彩塗装 キャノピー前回のフランカーのときみたいに内部が汚れることはなかったのですが、どうやらマスキングゾルが一部、コックピット内に浸透してしまいました。ワイパーを取り付けたらほぼ目立たなくなるかなぁとは思うんですけど一応少しだけフレームを太めに塗装しておこうかと思います。
(2015/05/21)

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48陸上自衛隊は2005年からAH-64D(アパッチ・ロングボウ)の導入を開始しました。ライセンス生産により、当初62機が調達・配備される予定でしたが2013年度まで9年をかけて、わずか13機調達したところで中止となりました。残念ながら調達は実質的に失敗でした。なかなか高性能なマシンだけにこういう話を聞くと残念です。実質たった13機なのにハセガワのプラモはどれだけ売れたんだろう。13機だと1個飛行隊にも満たないんじゃないかなぁ。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48あー、この段階でまた大きさの比較対象を一緒に写すのを忘れていたのに気がつきました。全長は33センチくらい、ローターブレードの端から端までもやはり33cmくらいの模型です。1/48でも現用機、ヘリコプターもやっぱり大きくて迫力があります。製作記を見ていただければいろいろ比較対象物も写っております。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 当初62機が調達・配備される予定実際に立体模型に接するとなんとなくしか分からなかった機体の理解が深まります。あくまで外見だけですけどね。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 全長は33センチくらい迷彩塗装は基本的にはブラウンとグリーンの大きな縦じまです。ところどころにつや消しブラックの模様が入ります。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 迷彩塗装は基本的にはブラウンとグリーンの大きな縦じま先っちょのレンズのようなもの、アローヘッドシステムと呼び、全天候型の戦闘能力をサポートする装置です。どこまで機体色で塗装すればよいのか分かりにくいので箱絵を参考に塗装しました。本当はこのあたりはオリーブドラブで塗装したほうが良かったのかもしれません。でも、この部分、ギラギラしていて好きです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ロングボウ火器官制レーダー一番上の丸い装置がロングボウ火器官制レーダーです。6-10km先の目標を補足して個別攻撃の指示を出すことができます。ここはこのヘリコプターの最大の特徴と言えます。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ヘルファイアII誘導ミサイルミサイルはヘルファイアIIという誘導ミサイルです。その隣にはハイドラ70・70mmロケットランチャーを19基格納した蜂の巣のような筒を抱えています。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ウェザリングウェザリングは少し黒っぽい塗料でウォッシングを行いました。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ウォッシングウォッシングを行うとリベットが多少際立ってくるのでディテールにメリハリが付いてよいかと思います。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 右側には青い警告灯、左側には赤い警告灯とても小さなパーツなのですが右側には青い警告灯、左側には赤い警告灯が付いています。こういうのもちょっとしたアクセントになって見た目が引き立ちます。

アパッチ AH-64D 陸上自衛隊攻撃ヘリコプター ハセガワ 1/48アパッチの腹に付いているのはM230 30mmチェーンガンです。最大で弾数は1200発、おそらくこのくらいは連続射撃だとすぐに使い果たしてしまうんだろうなぁ。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 磨いたキャノピー左側のガラス部分、いくつか接着のときに汚してしまいました。ちょっと残念です。ただし、そのほかの部分はコンパウンドで磨いただけあってピカピカになりました。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ワイパーマスキングゾルがコックピットのフロントガラス内部に少しはみ出していた部分はワイパーを取り付けたら問題ありませんでした。良かった良かった。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 CRTディスプレイCRTディスプレイは四角いモニターがいくつかありグリーンで塗装したのですがなかなか奥まで写せませんでした。懐中電灯で無理やり中を照らすと分かります。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 ロケットとミサイルの先端ロケットとミサイルの先端は光り輝く部分があり良いアクセントです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 メインローターの根元メインローターの根元は複雑な形状でかっこ良いです。少しメタリックでドライブラシしました。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 下と両脇に日の丸下側は飾っておくとほとんど見ないのですが一応撮ってみました。下と両脇に日の丸が表記されますが意外と小さな丸ですね。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 後方の下側後方の下側も一枚。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 駐機状態駐機状態のときは大きなブレードがすこし垂れ下がっているのがリアル感を出すかと思い少し曲げました。下方に垂れ下がるようにするには温めのお湯の中で少しずつ曲げました。実は1枚逆側に反っていて大変だったのですが丁寧に曲げれば問題無しです。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48 完成写真 上下左右に壊れやすい部品上下左右に壊れやすい部品がたくさん付いているので、手持ちできる場所がかなり限られます。思っていたより繊細な機体です。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48このくらいの高さで見るのが一番見た目が生えるし迫力もありそう。

アパッチ攻撃ヘリコプター 陸上自衛隊 ハセガワ 1/48このキット、分かりにくい部分も多くて実際に間違った部分もあるでしょう。最終的には迷彩塗装もしっくりいってかなり気に入っています。ちょっと組みにくいんですけど、実はまだ本場USバージョンのアパッチが手元にあるんですよねぇ。さすがに少し間をおかないと製作する気は起きませんけれど。初めてのヘリコプタープラモデルは堪能できました。
(2015/05/23)