エデュアルドのエッチングパーツやカラーエッチングパーツてんこ盛りのプロフィパックシリーズのヘルキャットです。プラスチックの部品もけっこう多くてこりゃかなり上級者向きじゃないかな。組立説明書を一通り読んだらなんだか作る気が無くなってきてしまいました。
一応、エースパイロットが搭乗していた空母エセックスのヘルキャット、Minsi IIIにしようかなー、有名機らしいからね。とイメージを膨らませて製作意欲を出していこうと思います。
エッチングパーツがけっこう多いですね。見たところコックピット内部と爆装の取り付け金具が大変そうです。個人的にはあまり細かい部品は無くてけっこうなんですが今回はなるべく頑張ってみます。
カラーエッチングパーツを取り付けていく前にいろんな部品に機体内部色を塗装しないといけません。説明書とにらめっこしながらなるべく少ない回数でこの色の吹付を完了させようと考えています。
普段はコックピットはちょっと再現できてればよいかなぁというスタンスで製作しています。コックピット内もよいけど、全体的にパッと見で色合いが良ければOKみたいな。でも、エデュアルドのカラーエッチングパーツは面倒な塗り分けもしないでけっこう精密感が出るので気に入りました。
ヨドバシAkibaもホビー部門など営業していないセクションが多いみたいですね。いま秋葉原に行ったらシュタインズゲートごっこができるのかと思ったらさすがにそんなに人が皆無でもないか。というかニュースを見るとそれなりに人歩いてるし。レストランなんかが自主休業して倒産しても誰も誉めないし、自粛警察なる言葉まで流行って嫌ですね。東京はやっぱり少し規制を緩めたらまずいのかな。
(2020/05/06)
機体の内側、コックピット部分にも少しエッチングパーツの部品があるので接着しました。
機体の左右をコックピットを組み込んで接着しています。そんなにコックピットが広くないので完成後は中までよく見えるのかどうか。
(2020/05/08)
排気口は塞がっているのでかるく穴をあけておきました。10本くらいあるので少し大変です。
こんな感じです。エンブレムのようなパーツまで用意されていてすごいね。
(2020/05/11)
レジン製のタイヤパーツが入っていました。こちらの方がもとからあるインジェクションのタイヤパーツよりモールドがよさそう。
ようやく士の字に組み立てました。主翼と胴体はやや隙間ができるのでどうせなら隙間は下側にできるようにした方が後の調整で面倒が少なくて良いかな。強度にやや不安があるので瞬間接着剤も追加投入して頑丈に組みました。
爆弾は後部にとても細かいパーツまで再現されていました。こういう細かい部分がたくさんあるので組み立てに時間がかかるのでしょう。
新型ウイルスの流行の影響なのかゲームのネット販売でセールをしていたので遅ればせながらウィッチャー3を始めてみました。何の予備知識なしで難易度ブラッド&ハードコアはかなりキツい。難し過ぎて途中で投げるの見えてきた。レベルなかなか上がらないし・・・。
(2020/05/13)
軽くニードルでパネルラインを彫りました。けっこうラインが多いので目立つところだけなんですけど。ここ数年はこのミネシマの精密ケガキ針を使うことが多いです。焼き入れしたり金属ヤスリでより尖らせたりして使っています。クレオスのラインチゼルも持っていますけどこれも多少コツがいるようですね。結局は本人の好みに落ち着くのでしょう。
キャノピー用のマスキングテープ。絶対に必要というわけでも無いけれど付属していてくれると大変ありがたいアイテムです。今回は細かいキャノピーではないけれどもところどころ曲線があるのではじめから付いているテープだと簡単にマスクできました。
このキットはボディの上下などけっこういろいろなところにクリアパーツが多用されています。ゴマ粒より細かいパーツもいくつかあって、案の定紛失してしまいました。仕方が無いので伸ばしランナーで加工するところです。
ここ最近は真夏のように暑いので、ついつい通販、ZOZOTOWNなどでTシャツなど買ってしまいました。真夏はマスクして外出するの嫌ですね。マスクの形の日焼け跡が残りそう。
(2020/05/16)
ちょうどクレオスのアメリカ海軍機標準塗装色セットを持っているのでC365 FS15042 グロスシーブルーを塗装しました。
ロケット弾はグレーとダークグリーンの2色らしいので細かいけどマスキングテープで塗り分けています。
エデュアルドのキットに付属のデカールはやや白が薄い気もします。濃いブルーの機体の上に貼るからそう見えてしまうのか。
かなり濃い機体なのでパネルラインのスミ入れはライトグレーでやってみます。あんまりやると拭き取るのが大変なんだよね。
(2020/05/19)
F6F-5ヘルキャットがようやく完成しました。F6FヘルキャットはF4Fワイルドキャットの後継機で第2次世界大戦後半のアメリカ海軍の主力機です。2200馬力の強力なエンジンを装備しており、大きな機体ではありますが余力をコックピットの防弾性能に回せました。
武装は12.7mmのブローニング機関銃を計6門装備しています。6門というのはかなり強力な武装ですね。
F6Fの総生産数は約12000機でした。ライバルともいえるゼロ戦はエンジン性能が限定的だったためか徹底的に軽量化し、パイロット個人の技量を向上させて格闘戦を仕掛けることが多かったようです。米軍戦闘機は大出力のエンジンによる余裕を防御性能に配分して生存性を高めており日米の設計思想は違っていました。いま思えばパイロットの命は大事にしたいものです。
マーキングは 「Minsi III」です。エデュアルドの説明書によると、デイビッド・マクキャンベルは、第15空母航空団を指揮し、米海軍で最も成功した戦闘機パイロットでした。この飛行機で彼は少なくとも34機の撃墜と20機の地上破壊を収めました。1944年6月19日のマリアナの七面鳥撃ちの際、彼は日本の航空機7機を撃墜し、10月24日には9機を撃墜しました。彼は議会名誉勲章を2度授与された。「Minsi III」は1944年12月に別の操縦士が操縦していた事故で失われました。ちなみに「マリアナの七面鳥撃ち」とは1944年6月のマリアナ沖海戦において、日本軍航空部隊に対してアメリカ海軍機動部隊が圧倒的な勝利を収めたことをあらわす表現です。
今回は機体色がすべてダークブルーなのでパネルライン強調のためにライトグレーでスミ入れしてみました。
タイヤのあたり、ウェザリングちょっとやり過ぎちゃったかと思うけどトレッドパターンがよく分かるのは精密感が増してよいです。
機体下面はこんな感じです。燃料タンクと空対地ロケット弾の5インチFFARを6発、これは対艦任務にも使用できたそうです。爆弾は500lbsと250lbsを選べたので今回は500lbsを選択しました。
もっとツヤツヤのてかてかにしても良かったんだけどそうするとグロスシーブルーの厚塗りになって今でも消えかかっているグラデーションが皆無になってしまうので難しい。あ、でも今思えばクリアーを塗れば良いだけの話か。
黒い釣り糸を使ってアンテナ線を張っています。気が付いたら少し弛んでいたのでもう一度張り直しました。艦船模型は緩めに空中線を張るのが好きなんですけど、レシプロ機のアンテナ線はピンと張るのってけっこう難しい。
エデュアルドのプロフィパックキット、以前ポリカルポフを製作した時は機体が小さくて部品は少なくそれほど苦労しませんでした。キットによってはなかなか作りごたえがあります。難しかったけど楽しいモデリングでした。コルセアのほうが格好良いと思うんだけどこちらもなかなか迫力があります。
(2020/05/27)
コメント
エデュアルドのキットはエッチングパーツありきでプラパーツが?な出来な気がして私はちょっと苦手です。デカールもプロフィパックの初版や限定品は良いのですが、それ以外のかなり印刷ずれがあるうえ扱いにくいものに当たったことがあり、あんまりトラブル起こしてくれるので以来ノリを全部飛ばしてからマークセッターで張るようになりました。なんだかんだラボチキンのコンボとかいろいろ持ってますけどね(笑)
ヘルキャット、以前は零戦には勝ち目のない機体のように言われてましたが、敵味方の損害報告ベースで書かれた本によればラバウルに展開してた零戦とのキルレシオは1:1.5~1.8くらいのようですね。強敵ではあるが絶望的ではないといったとこでしょうか?個人的には変な足のたたみ方する機体という印象が強く、子供の時にしていたゲームで機体下面が映り、どういう構造?と思った覚えがあります。そのゲームでは自分はF6F使えず(離着陸も見れない)後年プラモで構造を知った。というこの趣味ならではの思い出がありますが、今ならF6F使えるゲームで見て自分で使ってみて終わりですかねえ。
エデュアルドのこのキットは部品の合いは結構良かったです。聞くところによると他社から金型を買ってリリースしたものの中にはけっこう組みにくいのもあるようですね。プロフィパックは部品が多くて大変ですけど至れり尽くせりで嫌いじゃないです。ランディングギアの部品が多くてびっくりしました。ヘルキャットなど米国の戦闘機はボディが太くてパワフルなものが多いですね。
完成しましたね。後姿はなかなかかっこいいかも?
私はF4Uの方は好きでトライカラーで作ったことがあるのですが、F6Fには似合わない気がしてどうしたもんかと思っていました。(ハセガワのが手元に・・・)
F6Fはシーブルー単色が似合うのですね。逆にF4Uにシーブルー単色は似合わなそうかも?
私の場合水性アクリルで調色必須なので、あーでもない、こーでもないといいながら大量に作って余らせそうです。F4Uの時も余った青系二色を調整して三菱F-2に転用した覚えが(笑)。水性も特色復活してくれないかなー(油性の方も安定供給はされてませんよね、せめてばら売りすべきだと思うんですが)
こんにちは。F4Uですか。格好良いですよね。私、アカデミーのしか作っていないので今度は1/32でタミヤの傑作キットを作りたいですね。以前3色まとめて売っていた特色セット、Mr.カラーでしたら最近はバラ売りしているものもあるみたいですよ。水性もラッカーも同じラインナップにしてくれた方がユーザーにも混乱がなくて良いように思うんですけどね。