このタミヤのHe219 A-7 ウーフーは20年以上前にリリースされたキットです。かなり出来が良いとの評判で、それゆえ今になっても同スケールのモデルは他社からリリースされていないのでしょう、たぶん。その必要が無いくらいクオリティが高いということでしょうか。
コックピットの組立中です。シートが2席、背中合わせのレイアウトになっています。後ろの座席は何やらものすごい機械を操作する役割のようです。海上自衛隊の哨戒機なんかも乗組員がたくさんおり、パイロット以外は複雑な機械をたくさん操作していましたね。
パイロットのフィギュアが2名付属しています。大戦末期の機体だからか酸素マスクのチューブのようなものもモールドされています。プロペラ機でもだいぶ高高度を飛ぶのか?2名はまったく同じモールドです。今回の製作では使わないつもりです。一応キープしておこうか、海外キットを製作中に突発的にパイロットを乗せたくなることもあるかもしれない。
キットの蓋を開けていきなりこういうパッケージが出てきてびっくりした。メタルパーツはなんだか物々しいですね。
全長は33センチくらいかな。前後のアンテナを付けると40センチくらいになりそうだな。
(2021/01/15)
コックピットはメタルパーツとプラスチックパーツの合いも良好です。
エンジンの排気口穴も開いてないのか、タミヤにしてはなんだかなぁ・・・、これ全部自分で開けるの面倒だな。双発だし左右に排気口たくさんあるし、と思っていたら。
フラッシュハイダーと言いますか、飛行中の排気口からの光を隠すために丸い筒状のものを全てのマフラーに被せるようです。これなら排気口のモールドはあんまり拘らなくていいね。
一発目の機体内部色をエアブラシで吹く前にこのあたりまで組み立てました。
イスラエルで新型ウイルスのワクチンを打ち始めたら感染者激減中だって。早めにワクチンゲットしてんだろうね。流石アメリカの親分だけあるわ。菅総理も疲れてきてんのか、いい具合に判断力も落ちてきてます。政局とか言われてるけど大丈夫かね。さすがに支持はしていないんだけどもワクチンが準備できれば意外といま大批判されているオリンピックもいけるかもですね。
(2021/01/17)
後部座席のオペレーター席は肩からのシートベルトは不要だったのかもしれない。接着して塗装までしたから今回はこのままでいっか。
凄いねこれ、コックピットのパーツがメタル製でずっしり重いので相当機首側にバランスが傾いています。うまいやり方ですね。この頃タミヤは1/48戦車でダイキャストシャーシに傾注していたのかな?1/48のAFVにはあまり興味がないけれどもずっしりと重量感があるのはいいのかも。
ドイツ軍双発機ってけっこう格好良いじゃん!以前から分かっていたことですけど。機体が細くてスマートな感じがします。
トランプが勝つ世界線とバイデンが勝つ世界線、どちらに行くか興味深かったけどひとまず幕が下りたようだ。世界線分岐の時でした。虎さんは何でもやると思っていたので個人的には意外な結果でした。虎さん大勝利世界線から来た人間がいたらどんなものか意見を聞いてみたいものです。C国は売田には巨額投資していたようだけどそのバックともズブズブなんだろうか。
(2021/01/22)
細かいマスキング作業を行っています。微妙な曲線があってちょっと難しい。
前後のアンテナもキャノピーも上下の突起物もピトー管も全て取り付けました。これからは細心の注意をして塗装作業に入ろうと思います。持つ部分は翼の下の胴体か主翼の後部の胴体の脇のみ。
脆弱に見えるアンテナは瞬間接着剤と普通のプラスチック用接着剤の併用でなるべく頑丈に取り付けました。うっかり手で払いのけるようなことをしなければ壊れないとは思うのですが・・・。
なんで?こんな原寸大の塗装ガイドが入ってるんだ?切り抜いて迷彩塗装に使うのかな。まさかね。組立説明書の後ろに載っている塗装図で十分な気もします。
他にもマスキングし忘れている小さい箇所がいくつかありました。
機体下面はセミグロスブラックです。ツヤの調整はあとで行うとしてとりあえずブラックで塗装しました。
新型ウイルスでは大阪も東京以上に死亡者多くなってるんですね。なんか日本は急に死にだした。これが医療崩壊ということなのか。昨年までのファクターXって、医療現場のがんばりのことだったのだろうか。
(2021/01/24)
これがまたマスキング作業が結構面倒くさいです。上面から塗ってマスキングをした方がこの機体の場合はマスキングの手間は無かったのかな。でも機体下面をまず塗装するというのが長年のプロセスになっているのでなかなか覆せません。
タミヤのキットだからタミヤカラーしか番号が無いけど、迷彩塗装部分はクレオスだと117番のRLM76ライトブルーの下地に37番RLM75グレーバイオレットのモットリング塗装としました。ちなみにプロペラのブレードは18番のRLM70ブラックグリーンです。
1年数か月前にコンプレッサーのAPC-007B サイレントIIが完全に壊れてしまい、APC-002Dに買い替えて、普段の塗装にはあんまり困らないんだけどこのモットリング塗装で双発の大型機だとパワー不足を感じます。空気の排出力は問題ないですね、というよりも長時間コンプレッサーを回すので本体がかなり熱くなりヤバいです。定格では30分だけどついもっと使い続けてしまいます。寿命が短くなっていそうで嫌だな。今思えばもっとパワーがあってタンク容量の大きいものを買った方が良かったんじゃないかなー。
失敗した部分もあるけどこんな感じで良いかな。試行錯誤の末、エアブラシでの細吹きの場合はクレオスのMr.カラーにリターダーだけを入れて薄めて強めの圧で吹いていることが多いです。塗料が薄いとコントロールしやすいけど何度も同じ部分吹かないといけないし何か妙案はないものか。技量や好みもあるから人それぞれなのかもしれない。
デカールの枚数は少ないです。上面下面合わせてもけっこうすぐに貼り終わります。
(2021/01/26)
難しいモットリング迷彩塗装が終わってとりあえずウーフーが完成しました。ウーフーというのはこの機体の愛称でワシミミズクのことだそうです。機体の形式番号の一部かと思ってた。どんな鳥だろうと思ったらけっこうかわいいですね。
タミヤの説明によるとドイツへの夜間爆撃が激しさを増したために新型の夜間戦闘機が必要となり開発されたとのこと。A-7はHe219の最終型で高々度性能が向上して武装も20mm機関砲が2門、30mm機関砲が4門と強力でした。ランカスター4発重爆撃機を1回の出撃で5機撃墜する事例があったとのことで、これってかなり凄いことですね。
かなり優秀な機体であったにもかかわらずHe219の総生産数は268機とのことで最終のA-7はかなり少数だったのでしょう。すでに量産中のBf110やJu88の生産を優先させていたようです。
FuG220リヒテンショタインSN-2d型レーダーアンテナ、夜間戦闘の目。これは細かくて壊れやすい。
マーキングは割と地味な国籍マークです。夜しか活躍しないからあまり見えないんだろうね。
マーキングは第1夜間戦闘航空団第1飛行隊第1中隊所属機です。1945年5月の機体です。もうほとんど終戦間際ですね。
機体下面は夜空に溶け込むためにか真っ黒い塗装でなかなか面白い。
ドイツ機はこの形の垂直尾翼が多いですね。後ろにもアンテナがありますので完成するとけっこう全長が長いです。
あんまり明るい色でパネルラインのスミ入れをするとなんかウソっぽいかもね。
エンジンの排気口はフラッシュハイダーと呼ばれる円筒形のカバーがされています。
タミヤのHe219ウーフーのキットは作り手のことがよく考えられたキットで、機体が大きくてもかっちりと各パーツが合わさるのでストレスなく組めました。これは傑作キットと呼ばれているのもわかる気がします。
そういえば国会議員の辻本氏がGo to オリンピックとか言っていて笑えました。あの人は嫌いだけどときどき受ける。東京オリンピックに関してはちょっと思い出して書いてみただけでもエンブレムから始まり、国立競技場設計、マラソン会場移転、大腸菌騒ぎのトライアスロン、奴隷のようなと言ったら言葉が悪いけどブラックボランティア、そして新型ウイルス。たしか500億円で開催って言ってたのに今いくらなんだっけ?もうグダグダですな。「都市の中心で開催するコンパクトな大会」が聞いて呆れます。でもアスリートは悪くないので可哀そう。
(2021/01/28)
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