ロシア軍戦闘機のミグ29フルクラムを製作してみます。アカデミーのキットです。ロシア軍戦闘機の迷彩色は微妙な違いのブルーグレーの組み合わせが多いですね。
アカデミーのフルクラムにはとても品質の良いカルトグラフのデカールが付いています。コーションデカールもたくさんあるしデカールに関しては全然文句ありません。ただ、後述するように組み立てが難しい。
このキットもコックピットパネルやサイドパネルのデカールは付いていませんでした。一応手描き。パーツを見るとキャノピーは閉状態で組むようなのでこれくらいで良いかなぁ。というか開状態でもあまり細かい塗り分けができるわけでもないのですが…。ロシア戦闘機っぽくシートベルトをなんちゃって追加工作してみました。
部品の合いがあまり良く無いというか、これが一般的な部品分割なのかな?この形の現用機はあまり作ったことが無いのでよく分かりませんが、けっこう隙間や段差ができるので修正しないといけません。
キャノピーは閉状態一択のようです。これならマスキング作業はそれほど大変ではないですね。
(2017/10/19)
機首の複雑な曲面部分もけっこうたくさんのパーツで構成されていて隙間がいっぱいできてしまいました。主に光硬化パテで修正したのですがとても完ぺきとは言えません。数年前にセマーのSu-7を体験していなければ放り出していたレベル。
機首下部にある3本の突起、センサーだかアンテナのようなもの、いろいろといじっているうちに1本折れてしまい、そのままでも良かったんですけど気が変わって伸ばしランナーで作り直しました。伸ばしランナー作るのも久しぶりです。面倒がらないでも30秒でできる作業なんですけどね。
色指定ではMr.カラーの336、ヘンプを指定されていたけど絶対違うだろー!というボックスアートなんですけど…。アルメニアに展開していたMiG-29を調べてみるとたぶん118番のRLM78ライトブルーあたりが近似色ではないかなぁ。ついでにグレーでMr.カラーの324が指定されているのも308のグレーのほうが合っていると思いました。メーカーの説明書を疑いだしたらきりがないんだけど、今回は自分の感覚を信じてこれでいきます。
(2017/10/23)
NATOコードネームはフルクラム、ロシア側の愛称はラーストチカ(燕)です。そういえば機体が小振りに見えるので燕というニックネームは良く合っています。
MiG-29UBは複座練習機型だそうです。練習機ではなくて実戦機を作りたかったんだけどホワイトタイガーのマーキングがそそるのでまぁいっか。
この機体、細かいグレー部分が多いのでいろいろマスキングしています。小さい面積の曲線部分が難しい。基本塗装前にグラデーションで白黒吹いています。
整形の時に凹のパネルラインが消えるだけならともかく場所によっては細かい凸リベットがあります。そういう部分は少しの段差はそのままにしてなるべくモールドをつぶさないようにしました。
ミサイルのシーカー部分はスモーク系でツヤありに仕上げたらなかなか見た目が良くなったかなぁ。
ミサイルはグロスホワイトのままで軽くウォッシング、本体はデカールを貼りクリアコーティングの後、スミ入れと軽くウォッシングをしてから半ツヤクリアコーティングを行っています。
説明書の色指定とボックスアートや実機の写真とは結構色味が違っていたので独自判断で色を選びました。ただ、迷彩のパターンも色の組み合わせもたくさんあるのでそんなに深刻に考えなくても良いかも。
マーキングの説明にはMiG-29UB #102, Erebuny, Armenia 2005とありました。アルメニアに展開しているミグの部隊なのかなぁ。ホワイトタイガーなどきれいで良く目立つデカールがそそります。
今回の兵装はR-27長距離空対空ミサイル・NATOコードネームAA-10アラモ2発、R-73短距離空対空ミサイル・NATOコードネームAA-11アーチャー2発、R-60MK赤外線追尾式短距離空対空ミサイル・NATOコードネームAA-8エイフィド2発です。
この辺りはたくさんのパーツを接着するので組み立てがとても難しかったです。
説明書には無いけれどおもりは機首に埋め込んだ方が良いです。何も入れなくても普通に立つけれど、少しお尻をつつくと尻もちを付きます。今回はエンジンを最後に接着したので、最後に慌ててお尻からおもりを挿入しました。箸で先端まで押し込みました。
キットに添付されているデカールの質によって随分と仕上がりが左右されます。今回のアカデミーのキットは組み立てや部品の合いに関してはけっこう難しい部分があって隙間埋めなど雑になってしまった部分があるけど、コーションデカールがめちゃくちゃたくさん付属しています。もちろん貼るのは大変なんだけど精密感がけっこう向上するので完成品を眺めてニヤニヤしてます。
プレステ3ソフト関連。DUNAMIS15というノベルゲーム、ちょっと前にシュタインズゲートとシュタゲ比翼連理をプレイして面白かったのでやってみました。情報完全遮断でパッケージの説明すら全く読まずにプレイして完全コンプリートしたのは正解でした。他の方が多く書いているようにネタバレしやすいので何もないで始めれば結構楽しめました。シュタゲとは違うけどこれはこれで面白い。SF好きなのでプレイしたけど、サイエンスフィクションではなくてサスペンスフィクションだってさ、なるほどね。オープニングムービーは最低、そこでネタバレさせてどうするっ!情報なしでプレイしているときは海外モノに多いゾンビゲームかと思っていたらそうではなかった…。
(2017/10/27)
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