今回、このアオシマの子日を製作してみます。1933年当時の艤装だそうです。箱絵がとてもカッコ良いです。何も考えずに何気なく買っちゃいましたが、そうえば以前同じメーカーの陽炎で苦労したような記憶が・・・。
同じアオシマの駆逐艦でも以前製作した陽炎と全然違う。細かいモールドが入っていて素晴らしい。あまり良く調べないで購入してしまったのですが、かなり多くのパーツがリニューアルされているようです。すごいねー(棒読みではなく)。
駆逐艦の主砲がホント折れやすい。ぽきぽき折れてしまいました。仕方がないので真鍮線で代用。0.3mmだと細すぎるけど0.5mmだとちょっと太い気がする。あいにく0.4mmが手元にないので0.5mmを使用してみましたが根元にさすのがまた一苦労です。意外なところで必要になるので微妙なサイズではありますが0.4mmも揃えておいたほうが良さそうです。
うぁぁぁぁ、そういえば0.4mmの真鍮パイプを昔買ってあったのでした。金属パーツのリストを作っておいたのに、いま気が付いたんじゃちょっと遅かった。でも、デリケートな作業だったのでこれ以上いじりたくないですね。次の艦船模型製作時にあえて使ってみようか。 ちょっと悔しいので、50口径12.7cm単装砲 1基1門を真鍮パイプに置き換えてみました。真鍮棒の太さと合わせる為、今回は0.5mmのパイプを使用してみました。
今回、たまたま破損したから全門交換しましたところ、けっこうシャープな感じでいいですね。金属パーツに交換する人の気持ちも分かる。
このキットで久々にアオシマの模型を作りますが、パーツにちょっと粘り気があると言うか、やすりがけをしていて他の会社のパーツとちょっと感じが違うなぁ。
(2016/04/30)
今回も手すりを取り付けてみました。海魂のエッチングパーツです。
手すりのエッチング、いつものことながら舷側ぎりぎりにきれいに取り付けるのが結構難しいですね。
水密扉のモールドが細かく再現されていて感心しました。
(2016/05/31)
雪風よりも子日は少し艦の全長が短いです。この上の雪風はですねぇ、フジミのキットでエッチングパーツがめんどくさいので昨年夏から放置していました。手すりのエッチングパーツを探していたら出てきた。完全に忘れていました。そのうち気が向いたら雪風も作ります。
クレオスでもタミヤアクリルにも言えると思うんですけど水性塗料の筆塗りだと粘度があって、細かい部分を塗っていくときもなんだかボテッとした感触。なかなか言葉では説明しにくいのですが、エナメル塗料に慣れているのであのスーッと表面に塗料が乗る感覚のほうが好きですね。
(2016/06/04)
駆逐艦「子日」です。一等駆逐艦初春型の2番艦です。1932年(昭和7年)12月22日に進水したので、このキットは完成直後の艤装を再現しています。
子の日とは正月の最初の子の日に、人々が野外に出て小松を引き抜いたり若菜を摘んだりして長寿を祝うらしいです。古い暦の風習は正直よくわかりません。
就役:昭和8年(1933年)9月30日
基準排水量:1,400トン
全長:109.5メートル
全幅:10.0メートル
最大速:36.5ノット
兵員:約200人
主な武装は
50口径12.7cm連装砲 2基4門
50口径12.7cm単装砲 1基1門
毘式四十粍機銃 2基
61cm3連装魚雷発射管 3基9門
爆雷18発
1942年(昭和17年)7月5日、アリューシャン方面作戦従事中に米潜水艦の魚雷攻撃により撃沈されました。各地で哨戒活動を行っており、少なくとも米潜水艦1隻を撃沈したようです。
今回、すごく久々の艦船模型で要領を忘れてました。実験的に順序を変えて、組み立てられるところまで組み立ててから塗装というプロセスで行いました。
空中線を接着するマストは細かいんだけど、それでもマストのどの部分にくっつくかで微妙に空中線の状態が変わるからやっかいです。ちょっとよじれてしまいました。
救命浮標はホームセンターで白い電源コードを買ってきて中の電線を抜いてから輪切りにしたものです。1mあたり30円くらいだったかなぁ。2mも買ったら一生使い切れないかと思う。
破損して金属製に交換した主砲は棒でもパイプでも目を凝らさないと実はそれほど分からない?でも単砲塔に使用した真鍮パイプのほうがほんの少しでもかっこよく見えるか。
そういえば、艦船模型は長細いので写真を撮るのも結構難しいです。しかも船体がグレーで明るさの調整もいまいち要領を得ないです。
一応、全体やら前半分、後ろ半分のアップなど実験的にいろいろと撮ってみました。以前制作した艦船がたしか重巡洋艦だったけどどんなだったか忘れてしまった。絞ると光量が足りないしいろいろ難しいね。何も考えずにとっていた制作中写真のほうが出来が良いかも。
手すりがよれてしまったのが残念。でもコンパクトな艦体ながら精密感が少しは出ると思います。
ラッカー塗装の上から水性アクリルで塗装した場合、塗料がはみ出たら気楽に薄め液でこすれば修正できるかと思っていたらこれが意外と落ちませんね。エナメル塗料なら(タミヤ製ですが、ハンブロールだと難しい)簡単に修正できたのに。