最近寒かったので飛行機模型のエアブラシ塗装の続きをする気が起きずに違うキットに手を出してしまいました。どちらも中途半端になるから良くない傾向かな?
けっこう昔のキットなんですけどドイツ軍の38(t)軽戦車を製作してみようと思います。トライスターのキットは部品が細かいけど出来が良いらしい。いまではトライスター社はとっくに廃業してしまったので現行ではホビーボスからリリースされているものを購入できると思います。当時はドラゴンから何度も意図的なバッティングを受けて苦戦をしていたのを歯痒く思っていました。キットに対する情熱が一番あったメーカーだと思います。今では38(t)は念願だったタミヤからもリリースされているので選択肢としては微妙かもしれません。特に日本国内のモデラーには。私もタミヤの38(t)戦車を作りたいんだけども、まずはこいつを完成させてあげないことにはと思っております。
なんかこの辺は作ったことあるかなーと思っていたら過去に38(t)ベースの対空車両や対戦車自走砲を製作したことがありましたね。一応可動部分が多いみたいですがちょっと接着剤を付けると固まってしまうし、ちびっとしか付けないと強度が無いし・・・。ポジションが決まったら大量の接着剤を流し込んで固定しちゃおうかな。
実はこのキット、車体も箱組なんですよね。サスペンション基部とシャーシの接着部分がそんなにカッチリと決まらなくて角度とか平行になっているかとか気を使います。
転輪の接着など、瞬間接着剤も投入して丈夫に作りました。起動輪など部品が繊細で薄いパーツがたくさんあります。モールドが今見てもとても繊細で良いですね。金型のメンテナンスが大変そうです。
ウクライナ情勢ではロシア軍の進軍が止まって押し返されているという報道がありました。イギリスはミサイルやロケット数千発を支援、アメリカもこれらはもちろんのこと無人攻撃機も100機支援するという。これってもうガチのNATO対ロシアになってるんじゃないのか?無人機のパイロットがアメリカで操作していたらもう直接対決確定だし、本当に実行してそうだ。これはロシアの存続にかかわるから核を使う可能性がかなり高まるのではないか。非常にまずい状況になってきた。マジな話で日本も核弾頭を2000発くらいは保有した方が良いと思う。三度目を日本国内に落とされて自国の決断で報復できないのは嫌だしなぁ。せめて議論くらいは・・・、もう遅いか。
(2022/03/24)
少しエッチングパーツが付いています。ハッチの開閉選択によっては不要なものもありそう。OVMの留め具はドイツ軍は全てクランプなのかと思ったらベルト状のエッチングパーツもあるんですね。オリジナルがチェコの車両だから留め方が違うのかな。
ウクライナ情勢ではロシア軍将官が7人目戦死と報道がありましたね。凄いことになってるな、銀河英雄伝説の同盟軍みたいだよ。だいぶ忘れちゃったけどたしかアムリッツァだったっけ、同盟軍の有望な中将が次々と斃れてしまったのは。ウクライナ軍がもしもクリミア奪還したら凄いことになる。でも南部東部はロシア軍優勢は変わらないから難しいのかも。
シャーシの箱組とかいいかげんに行うとこのあたりから不協和音が出てきそうです。今のところなんとか部品はカッチリとはまっていると思う。エッチングパーツは少ないけど使うと効果的な部分が多い。
エンジン部分のカバーの下に付くエッチングパーツがありました。これ全然見えないから。でもカバーを開ければ効果的な演出になるのかもしれません。その場合は別売りパーツでも使って中身再現するのかも。
ちょっと前に比べるとだいぶドル円では円安が進んできましたね。海外のホビーショップを見ていると割高に感じられます。でもまだまだ円安ではないと思う。ずっと円高だったのがやっとプラザ合意の1ドル120円に戻っただけでは。これから円安方向に動いて1ドル140円くらいになったら円安らしい円安と言えるのではないだろうか。1ドル200円になったら日本の製造業が復活して製造業に従事している人々の給料が上がるだろう。そうすれば製造業からの税の増収で消費税の税率を引き下げたり年金増額したりで高齢者や公務員、学生、無職者などにも円安の恩恵が行き届くのでは?なんて自分が海外投資を積極的に行っているからどうしても円安もっといけと思ってしまうのかもしれない。円の「国際的地位の低下」は長期的なリスクだろうと思う。通貨の地位の低下と言えば、自分が持っているロシア株をひさびさに見たら見事に溶けてました・・・。もうどうしようもないね。株はもういいからズベズダのキットと交換したいよ。
(2022/03/28)
車体は完成しました。車両後部など意外と細かい部品がたくさんあって組立が大変だった。
砲塔の組立に入りました。こちらも部品が細かくて多いです。主砲の内側は細かい部品が多いんだけど組み立てたら見えないからそんなに気を遣わずにだいたいの形になれば良いかな。いちおう部品は全部使いましたけど。それとこのキットは戦車の覗き窓の裏側ディテールにけっこうこだわっている印象でした。
車両全体の大体の組立が終わりました。鋼板のリベット留めが特徴的な車両です。あとは連結履帯ですね。リベット留めだと強度が弱いのだろうがまだこの頃は溶接技術が行き渡っていなかったのでしょう。リベット留めだと穴が開いた部分の鉄板だけ交換すればまだ使えたりして。でも砲弾が命中した戦車の惨状は写真や映像を見るに現在も昔も悲惨なものですからそんなの無理かな。
そういえばちょっと前からドン・キホーテのネット動画専用テレビ「チューナーレススマートTV」が売れているという話を聞きました。そもそも勝手に電波飛ばして受信機持ってたら金を取る、なんて法律以前に道理が通らないでしょう。それだけ受信料徴収に疑問を感じてる人がいるということでしょうにね!NHKもわかってんでしょう?ホントは・・・。スクランブル一択が良いね、報道しない自由を行使するNHKが、国民のNHKを見ない自由を侵害しちゃイカンだろ、まったく。私も数年前からテレビを見ていないけれどあまり不自由を感じない。アマプラとかのサブスクはけっこう見てますけどね。不満のあるサービスは単に使わなくなるだけだし。というかどんどんスマホに毒されていく自分が分かります。
と思っていたら今度はネット配信アプリがどうとか言い出しています。逃げても逃げても近づいて来るなあ。なにがなんでも侵食させていくスタイル。素直にスクランブルにすればいいんだよ。どの放送サービスより高額な受信料を国民が強制負担させられる理由はないと思うのだ。怖すぎる。よく言われている災害時などの必要性は、ホントに必要なら緊急時はスクランブルを解除して放送すればいいんだから。受信料利権を守りたいのだろうがもはやNHKに存続意義はかなり少ないのでは?国民への情報は国や自治体がスマホやyoutubeで配信すればいいし、市民の意見ならそれこそネットがリアルタイムで発信している。適当に思いついたこと書いてたら長くなってしまった、模型サイトなのにマズいね。ま、独り言です。
(2022/04/08)
今回は連結履帯の組立が一番最後になりました。車体前面にけっこうな量の予備履帯を積みたいのですがどれだけコマ数が余るのかよく分からないので大部分を車体に巻いてからでないと不安ですね。むかし理不尽にも何も予備履帯に使わなくても長さが足りないキットとかありましたから・・・。そういう意味では前面にちょっとコマ数を使ってしまったのもリスクだったかもしれません。
結局は余ったので履帯のパーツは予備キャタピラとしていろんなところに配置しました。フェンダーにあまり重いものを載せるのは不自然かもしれないですね。でもごちゃごちゃしている方が模型映えしそうな気がします。あとで履帯留めをプラ板か何かで付け加えた方が良いかも。
車両後部にはドラム缶や寝袋とシュラフの下に敷くマットのようなもの、キャンバスシートや木箱、薪に使うのか履帯のスタックに使うのかわからないけど木の枝の束などいろいろと載せてみました。あんまり載せすぎると砲塔が回らなくなっちゃいそうですがまだ大丈夫。
いろいろと荷物を載せたせいなのかけっこう奥まった隙間があるので今回も下塗りにつや消しブラックを使いました。
このキットにはけっこう貴重なベレー帽のドイツ戦車兵が2体も入っているんだけど、38(t)のこの形式の戦車の頃はおそらく普通の略帽を着用していたと思う。このフィギュアはキープしておいて今度I号戦車か何か作るときに活用しようか、いつになることやら。と思ったら1体は略帽のヘッドも入っていました。それでいろいろ考えて最初はタミヤのフィギュアセットから乗せようかと思っていたんです。結局はパンツァーアートの夏服のドイツ戦車兵を1体もってきました。
ジャーマングレーの車体色を塗装したところです。車体が小さいのといろいろと積載物を貼り付けてあるので戦車の装甲板の面積が少なくなりました。あんまり塗った気がしません。
塗装の途中でエアブラシの調子が悪くなりました。後ろにボタンを引いていないのに真下にプッシュしただけで塗料が出っぱなしになるのに気が付いて、ニードルの位置が後ろにずれたかなとはめ込んでも直りません。ノズルが破損したかと思って拡大鏡で見ても今のところそんなこともないです。結局、分解掃除していたらノズルの先っちょに結構大きめな障害物が、というか塗料の残りかすの塊だと思うけど、たまっていてちゃんとノズルとニードルがフィットして塗料を閉じ込めていなかったようです。最近はコンプレッサーの静穏対策ばかり力を入れていてエアブラシのメンテナンスをさぼっていたせいだと思います。
なんだかウクライナ戦争ではアメリカがマジで肩入れしてきてるな。ただの陰謀論だろうけど陰で世界を支配している勢力、将来の人口爆発を憂慮して人口削減を狙っている人たちが、例の病気での計画が失敗して次は大規模核戦争を引き起こそうと企んでいるんじゃないかと考えちゃうこともあります。虎さんと売電の泥仕合で無理やりあっちを勝たせたのもその伏線だったり。映画以上のことが実際起きてるからなー。心配しても一般市民にはどうすることもできないんですけど。それでも完全ブラック世界の中共支配よりはまがりなりにも自由の価値観を声に出している西側のほうがよっぽど正しいとは思う。大規模核戦争以外で何とか落ち着くことを願うしかないです。
(2022/05/06)
あちゃーっ、調子に乗って荷物を載せていたらデカールを貼る場所にまでくっつけちゃっていました。直前までは空けておこうと思っていたんですけど。本当は荷物載せるよりもデカールが見えているほうが個人的には好き。
とりあえず大きなデカールは切り貼りして見える部分にだけかぶせてみました。もう少しで完成だと思う。あ、でもフィギュアに少し時間が掛かるかもしれませんね。
いま確定申告の修正をしていて書類整理とかけっこう面倒ですね。こういう雑多な作業していると模型作る気起きません。e-Taxとかマイナンバーカードとかカードリーダーとかたくさんの書類とか、去年の引っ越しで紛失したものもあって。カードリーダーなんかは数年前はけっこうな値段していたと記憶していますが今はだいぶ安価で買えるのでちょっとびっくりです。大容量のPC内蔵ハードディスクが数年前よりだいぶ安いのでそれと似たようなものかな。
(2022/05/12)
途中でほかのキットにも手を出してしまったりで遅れましたがようやく38(t)軽戦車が完成しました。
今回はデカールが積載物に隠れてしまいあまり見えなくなったところもあります。マーキングは第7装甲師団の第25連隊としました。1942年のロシア戦線です。ちゃんとマーキングのナンバーが見えるのは砲塔後部のみで両サイドは一部荷物に隠れています。
この38(t)戦車はもともとチェコスロバキアが開発したものです。ドイツの度重なる領土拡張政策により最初はズデーテンランドだけだったものが最終的にチェコスロバキアはドイツに併合されてしまいます。それに伴ってこの戦車はドイツ陸軍に正式採用されました。
この38(t)E型は初期のA型に比べると前面装甲が強化されています。見た目としてはリベットの数が少なくなっているそうです。
ロシアと戦火を交える東部戦線が主戦場になると38(t)戦車の37mm砲では火力が不足してくるために車両は対戦車砲に積み替えた自走砲や対空戦車に改造されています。
今回の塗装ではジャーマングレーとしてもやや青みがかった基本色にしました。クレオスから出ている300番台のジャーマングレーが大体そんな感じの色味で自分の好みです。
積載物は筆塗りしているときにつやが出てしまい、イメージと違ってきたなぁと思っていました。最終的につや消しスプレーを吹いたりで落ち着いた感じになったかと思います。あんまり積み込みすぎると後で塗装が大変だったりしますね。
戦車兵はロシア戦線の夏の進軍という感じでしょうか。いつもならお決まりの黒い戦車兵のユニフォームなのですが今回はシャツを腕まくりしています。下にきているシャツはグレーとか青みがかったシャツとかいくつか種類があるのかもしれません。今回はライトグレーで塗りました。
この38(t)軽戦車はチェコスロバキア軍として仮想敵国のドイツ軍からの防衛を念頭に開発されましたが、一度もドイツ軍と戦火を交えることもなくドイツ軍の貴重な戦力となりました。ドイツ軍が開発したII号軽戦車とともに初期のドイツ装甲部隊を支えた優れた戦車でした。
(2022/05/15)
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