ドイツ軍の8輪装甲車です。ストライカーの元祖みたいなものかな。2008年1月に製作しました。読み返すとこの頃から同時並行作業をしていたようですが今ほどは食い散らかしてはいませんね。
製作中のI号戦車の塗装乾燥待ちなので、サイバーホビーの「プーマ」を製作します。今まで戦車ばかりでしたが、たまにはタイヤ物を作ってみようかと思います。そういえばドイツ3色迷彩を塗るのは初めてです。考えてみれば大戦中期以降の車両はあまり作っていませんからねぇ。
(2008/01/06)
で、箱を開けて説明書を見ると…かなり複雑な足回りですね、これは。組立途中ですがこんな感じです。戦車ではキャタピラばかり作っていたので新鮮な気分です。
(2008/01/12)
今回のキットも内部再現されているので組立・塗装を一通り行いました。覗き窓を全てオープンにしていますが中はそれほど見えないようです。
前後どちら向きでも操縦できる贅沢な作りになっています。
それにしても内部再現されているキットが多いですね。ほとんど見えないんですけどね…
(2008/01/20)
組立完了しました。と思ったらジェリカンのベルトが一つ足りません。8輪装甲車もこうして見るとなかなか良い感じです。
エッチングパーツも適度に入っておりバランスが取れていると思います。OVEが結構多いので車両上面の情報量もあり雰囲気出ています。ジェリカンベルト上下が切れているのでエポパテ等で後に修正します。
仕事にて本決算突入で帰宅が終電間際なのにこんな事やってます。忙しいときほど模型が作りたくなってしまう…。ちょっとくつろいだ感じのドイツ兵を2体砲塔に絡めてみました。
1体はタミヤ、もう1体はドラゴンのフィギュアセットからです。レジンのヘッドに交換。視線の方向を合わせて統一感を出そうとしたのですが、方向は良いけど目線の角度が微妙に違います。ちょっと違和感あり。まだ車両と接着していないので微調整で何とかなるかもしれません。
(2008/01/24)
何とか基本塗装が完了しました。三色迷彩塗装としましたが、斑紋が細かいわりにボケ足が強すぎな気もします。もっと細かくするなら型紙を作って塗料を吹かないとだめかもしれません。塗料の濃さと風圧と塗装面までの距離のバランスが難しくいまいち納得できませんが、大体こんな感じでしょうか。デカールを張る面だけかるくクリヤーを吹いてツヤ出ししました。
(2008/01/27)
今回、装甲偵察車Sd.Kfz234/2を作成しました。234シリーズはドイツ装甲偵察車の最終型で様々な気候に適応できるよう設計されました。ほとんどは1944年の生産で、数量は約100両でした。結構少ないですね。愛称はプーマ(ピューマ・クーガー)だそうです。
今回の塗装は細かめの三色迷彩でした。塗装には結構苦労しました。写真がくすんでるなぁ、と思っていたのですが実際の塗装も今回は結構彩度が足りなくてメリハリがなくなってしまいました。ダークイエローの色味調整も難しい。
実車のステアリングは8輪すべて可動するとのことなのでタイヤを少し左右に振ってみました。このほうが動きがあって面白いかなと思って…
でも、少しタイヤが歪んでしまいました…。
星型アンテナがいかにも偵察隊という雰囲気が出てますね。同梱のエッチングパーツのおかげで精密感がアップしました。
兵隊はくつろいだ感じで一人はちょっと年配、もう一人は少し若くしました。終戦間際なので軍装もいろいろあったかと思います。上着をなくしてどこかの砲兵隊からもらったジャケットを羽織っていた兵隊もいたかもしれません。今考えると、一人くらい迷彩服にしたほうが終戦間際の雰囲気がいっそう出たでしょうね。軍装についてはもっと研究したほうがよさそうです。
キットのディテールは精密感があって申し分ありません。それにしても、のんびりとしたポージングの兵隊だと1945年という感じが全くしないですね。ある意味達観しているのでしょう、この二人は。
ジェリカンは前にも後ろにも付け放題なのですが、今回の製作では後ろは工具箱としました。ジェリカンも2つくらいグレーに色を変えて変化をつけました。同梱パーツだと厚みがあります。これ金属なんですかね?それとも本当は革バンド?
OVEの木部は少しむらをつけて最後にオレンジ系のクリヤーで少しつやを出したのですが…はっきり言って室内の調度家具みたいになってしまいました。エッチングパーツは使っていません。
毎度のデカールシルバリングも今回は結構抑えられて良い感じです。ウェザリングについてはタイヤを重点的にくすんだ感じにしたほかはほとんど何もしてません。迷彩塗装なのであまりうるさくなっても、思いそのままにしておきました。
最後に嫁の感想を聞いたら、タイヤはもっと黒いほうが良い、白っぽいと軽く見える、とのこと。ごもっとも…。ともあれ一風変わったAFV、結構楽しく製作できました。
(2008/02/03)
コメント