ホビーボスのドイツ軍I号戦車F型を組み立ててみます。車両サイズが小さくて部品数もそれほど多くなさそうなので組立には苦労しないと思います。
ちょっとしたエッチングパーツが付いています。転輪とシャーシ部分の組立が終わりました。
転輪などと車体との組み付けは残念ながらそんなに部品精度が良くありません。なるべく真直ぐに並べるようにして接地面にも平らになるよう慎重に接着しました。履帯の巻き付けまで接着剤が乾くように少し待った方が良いかも。
履帯を組み始めて思い出したけど以前もホビーボスの説明書には騙されました。部分連結式履帯のシングルトラックの部分も馬鹿正直に数えてその分だけ使用したら全然足りません。切り出したらなんか全体が短いかなー、でも小型戦車だからこんなもんだろうと思ったらぜんぜん長さが足りなくて焦りました。説明書には手抜きしないでせめてシングルトラックのコマ数くらい記載しておいてほしかった。ちなみに起動輪の方は12~13コマ、後部の転輪のほうは11~12コマでだいたいちょうど良かったと思います。パーツ自体は精度が高くて組み易かったです。あと履帯の向きはボックスパッケージや説明書を過信しないで実写真などで確かめておいた方が良いかと思います。このキットは正しかったです。一見では良さそうなキットで珍しい車両もあるので触手を伸ばすと実はとんでもないトラップがときどきある、ホビーボスは性悪女のようなキットが時々ありますね。しかしながらハマってしまう男性も多い。
今日は関東でも大雪らしいけどいまのところ神奈川県南部のうちの方では雨のままですね。というかほぼ海岸沿いなので雪は降らないかな。凍った地面に転んで下手に骨折でもしてもウイルス蔓延のせいで病院空いてないんじゃないか。なるべく気を付けよう。怪我で病院に行って感染とかもありうる。でも、最近の生活は通常運転なんだよなぁ。
(2022/02/10)
砲塔の組立。ハッチを開けて、これくらいのスペースなら一人ドイツ戦車兵を乗せることが出来るかな。砲塔の下側は少し干渉しそうなので削り取っています。
ワイヤーを追加工作したり、余った履帯を増加装甲代わりに前面に貼り付けたりOVMのクランプを少し追加工作したりしています。
重装甲なのに軽戦車とはこれいかに。車体は小さいけれども貫禄のある履帯を履いており面白い戦車です。
エッチングパーツもエンジングリルなどシャープな印象を与えていて良し。
横からの写真。履帯のトラックは1コマがけっこう大きい割にちゃんと破綻無く巻けたので良かった。
ウクライナ情勢が緊迫してると報道されてるけど、アメリカは世界大戦になるから軍出さないと宣言してるわりに思いっきりロシアのこと煽りまくっている気がする。ひょっとしてプロレスかな?しかも場外のマイク合戦のみ。考えてみるとベトナムの開戦も攻撃されたと嘘、イラクでも核兵器があると嘘、民主党は戦争好きそうだ。ウクライナの武器がロシアのお古というか旧式が多いと何かの記事で読んだので旧式の兵器で戦わないといけない兵士は気の毒だ。やはり戦争は起きてほしくない。
(2022/02/13)
けっこう履帯の奥など細かい部分があります。エッチングパーツも適度にあるのでプライマーを塗装後にフラットブラックを吹きました。
ドイツ戦車兵を1体、タミヤの戦車兵セットから持ってきました。タミヤの中でも比較的最近リリースされたキットだと思う。
このあいだバレンタインデーなので嫁からチョコをもらいました。カカオサンパカというあまり聞いたことのないブランドだったけど、東京駅の近くなどに店舗があるらしい。これがかなりお高いチョコでびっくりでした。ひと粒数百円で自分としてはかなりバブリーな価格設定だと思います。スペインのブランドらしく、EU圏内では高いとはいえ日本ほどの価格ではなさそうでした。こういうのは高い方が喜ばれるというのもあるのかも。結局プラモデルと一緒で輸入代理店がけっこうな価格を上乗せして利益を確保しているのでしょう。高いと数は売れないし安いと数を売らないと赤字になるだろうし値決めは難しいんでしょうな。模型の代理店やチョコの輸入者も利益を確保しないといけないので止むを得ないのだろう。チョコの味はとても良いです。
昨日のオリンピック、スノボ女子の岩淵選手の大技は凄かった。羽生結弦選手の4回転アクセルもそうだけど、誰もやった事のないチャレンジをした人が真の勝者なのだろう。感動の押し売りっぽいテレビの演出には辟易するけれども、メダルを取れなくても果敢に挑戦する選手を見るのは印象深いものがあります。
(2022/02/16)
ドイツ戦車の三色迷彩は今回はベースのダークイエローを広くとってレッドブラウンとダークグリーンは細めの線にしました。
意外と塗り分けるパーツが多くて塗装にも時間が掛かります。自分で勝手につけ足した装備品もあるから余計か。
戦車の塗装と並行して戦車兵フィギュアも少しずつ塗装しています。今回は半身のフィギュア1体を砲塔に取り付けるだけなので簡単かも。
ウクライナ情勢は一部のニュースではロシアが軍部隊をウクライナ国境近くにまた移動させているし、輸血用血液や医療物資を国境沿いに移動させたとありました。やっぱり現地ではCIAやMI6みたいな諜報員がけっこう活動しているのだろうか、興味深いところです。
(2022/02/19)
I号戦車F型が完成しました。やっぱり小さい戦車ですね。コンパクトな車体の割には重装甲なので全重量は21tになりました。幅広の履帯は強そうに見えますけど機動性能は最大速度25km/hとそれほど敏捷には思えません。これだと偵察任務に付けないんじゃないかな。
I号戦車F型は1942年4月から生産を開始して1942年の12月までに30両が生産されました。敵の陣地を攻撃することを前提とした設計だったようですが、それでも武装は機銃のみなので対戦車戦闘には非力で相当使い難い車両だったでしょう。
マーキングは1943年東部戦線の第3装甲師団、だと思うけど違うかな。いろいろな書籍を見ると全部で30両生産されており、8両が第1装甲師団、7両が第12装甲師団に引き渡されたとか記載があります。でもこのキットにあるデカールは第3装甲師団なんですよね。この師団にも数量引き渡されてクルスク戦車戦に参加したのかもしれません。
ホビーボスのデカールで厄介なのが、デカールはあってもどこに貼るのかの説明や所属師団の説明が全く無いものがある。この赤地に白いクマのマークは第3装甲師団だと思うけどちょっと詳しくは分かりません。一応、国籍マークと師団マークを貼ってそれらしくは仕上げてみました。
フィギュアの襟章は細いピンクの線を筆塗りしました。けっこう難しい。考えてみればやたらドイツ軍の制服にばかり詳しくなったりするけど、他国軍隊の制服の情報は集めるのが難しいですね。
このホビーボスのI号戦車F型、パーツ数が少なめで手軽に作れるのでたまには面白いです。同じ車両でブロンコモデルから出ているキットも興味があるんだけど国内流通しているキットはどれもけっこう高いのでちょっと手を出しにくいかなぁ。というかもう絶版かもしれないけど。そういう意味ではタミヤはけっこう簡単に手に入るし組み易いし値段も適正なのでありがたい。
このキットは珍しい形の車両を楽しめばそれでよいかな。クランプとかはあんまり部品精度が高くないので別売りのエッチングパーツを使いました。私はオリンピックを見ながらだらだらと作っていましたけど、このキットならささっと組み立ててパパっと塗装してすぐに完成出来るかもしれません。
ニュースを見ているとウクライナでは既に停戦違反が数千件は発生しているというからすでにロシア軍とベラルーシ軍の侵攻は始まっているのかもしれません。両国とも指導者の素行がちょっと・・・。ロシアが先制核攻撃も辞さない、なんて言っているから株も為替も暴落かもなぁ。でも大規模戦争で第三次世界大戦に近づくとしたら投資が云々言っている場合じゃないかも。個人的には何だかんだで落とし所見つけて双方引くと思うので実はあんまり心配ないと思う、というかそう願いたい。
(2022/02/21)
コメント
今作はⅠ号戦車F型ですか。
貴ブログでは多数の模型が作られてるので「Ⅰ号戦車からⅥ号B型キングタイガーまで網羅されてるのかな」と思い過去の作品製作記事を見直したら、Ⅱ号戦車もタイプによってはシャーシが本作のⅠ号戦車と同じなんですね。
Ⅲ号戦車まではタイプによって足回りが異なったりしてて同じ戦車でも全く違う戦車みたいです。
シャーシ下部だけ見ると千鳥転輪や牽引フックの位置などからディフォルメされたタイガーⅠみたいです。
そうそう、ミニタイガー戦車のような感じですよ、作っていると。フェンダーが真ん中で途切れているのが面白いです。私もけっこういろいろとドイツ軍車両は作っていますけど、なんせ派生型を含めると膨大な数の車両があるようで作り切れないでしょうね。今後はネット記事を参照にして定評の良い、というか作り易そうなキットを作りたいです。
>フェンダーが真ん中で途切れているのが面白いです。
私も気になってましたが、ここはやはり注目どころなんですね。
丸い側面ハッチ(?)開閉の絡みだと思いますが、フェンダー上を歩いてて踏み外したり、ハッチ使用時にキャタピラに巻き込まれたり、今の時代だと労災案件になりそう(当然使用時は停車してるとは思いますが)。
本文でも述べられてますが、車輛サイズの割にキャタピラが重厚ですね。
三号戦車や四号戦車より履帯幅が広そうです。
これって何で途中で切れてるんでしょうね、フェンダー。整備性の向上とかじゃなさそうだし、危ないですよね。ホビーボスでは履帯の組立に苦労した記憶が何回かありましたがこのキットは組み易いですよ。
>これって何で途中で切れてるんでしょうね
多分丸いのは操縦手のハッチで、開閉の支障にならない為の設計ではないでしょうか(上の手摺みたいなのは捕まって外に出るのに使えそうですし)?
ウクライナ情勢ですが、そろそろ雪解けも近いので作戦中の不足事態での遅延とかも考慮すると、陸軍の侵攻はやらないかもしれませんね。
(東部の親露地域で無血入城できるくらいの支持率があれば、親露地域限定での進駐とかはあるかもしれませんが)
あ、なるほど。たしかに今のままフェンダーを無理やり設置しても干渉してハッチが開きませんね。かなり小型車両でハッチひとつ設置をするにも場所が無いんでしょうかね。もしかすると乗員の乗降口確保のための苦肉の策だったのかもしれません。ウクライナ情勢は朝BBCを見ていたら米英はまだロシアが攻めてくるぞー!と言っていました。プーチン大統領は本音ではウクライナに傀儡の親露政権を作りたいのでしょう、併合は無理でも。私の予想だとフィギュアスケート女子が終わってメダルが確定した直後かなーと思っていましたが外れました。それにしても早く危機が去ってほしいです。