久しぶりに作った飛行機模型です。しかも初の1/32スケール。2014年8月の製作です。
久しぶりに飛行機を作りたくなって発作的に買ってきました。折りしも今日は日本にとっては終戦記念日。英霊の鎮魂の意味を込めてハセガワの大日本帝国海軍 局地戦闘機 雷電を製作しようと思います。1/32スケールなので普段作り慣れている戦車模型の1/35と似たような感覚で作れればよいかなと思います。久しぶりなので目指すはきちんと完成まで持っていけることですかね。
コックピットは精密な出来で組立は簡単です。細かい色の塗り分けはある程度組んでからにしようと思います。
内部塗装、計器盤のデカール、フラットクリアーを吹き終えたところです。デカールの効果絶大といったところでしょうか。筆でここまではさすがに描ききれないのでありがたいです。
(2014/08/15)
1/32スケールは単発機でもサイズが大きい。飾る場所まで考えていなかった、どうしよう。
士の字まで組んでみました。隙間があればあとで修正しないといけません。塗装の手順をどうすればよいか考え中です。
エンジン、エンジンカウル、増槽など大き目の部品を組み立てました。エンジンは組み立てるとあまり見えなくなりますがとても良い出来かと思います。
このフィギュアの造形はすばらしい。原型を作った方は帝国陸軍の戦車兵も作っており、そちらも日本人の顔をよく表しています。ちょっと涼しげな顔つき。パラシュートを背負っています。打ち出しピン痕をところどころ消すの忘れていました。
(2014/08/20)
なぜかカウリングに7.7mm機銃用の穴が二つ開いているので、別パーツで塞ぐように指示があります。なかなかはまらないしうまくいきませんでした。
主翼と胴体を接着したら組立が下手っぴなのか隙間ができてしまいました。まずいなぁ。抜群に合いがよいはずのキットなのに、すみませんハセガワさん。
エンジンと排気管を塗装してみました。排気管の先端は少し錆びさせました。エンジンカウルはきれいに削ってもいまいちきれいになりません。
パテ、というかランナーをツールクリーナーで溶かしたものを塗って埋めました。完全にパーツと同じ材質なので跡が残りにくいのではないかと。完全硬化には時間が掛かります。3日くらいおいておかないとカチカチになりません。
裏側の継ぎ目も少しきれいになりました。1000番、1200番のペーパーを切らしているので今日はここまでですが、もう少しペーパーがけをするといくらか良くなってくるかと思います。 組み方これで合ってんのかな、なんか先が長そうです・・・。
(2014/08/30)
そろそろ塗装に入ろうかと思い、念のため薄くサーフェイサーを吹きました。意外とディテールは埋まらないものです。
キャノピーのマスキングは表はセロハンテープを貼り付けてカッターで切り出しました。裏側はマスキングテープ。セロハンテープは剥がしたときののりで汚れやすいので次回からメンディングテープを試してみようかと思います。
機体色を塗装してカウリング色も塗装完了しました。サイズが大きいのでエアブラシでも塗り応えがあります。
エンジンを接着してみました。よく解かりませんがなんとなくカッコ良い。
やらかしてしまいました。パネルラインの境がてっきり塗り分けの境だと思っていたエンジンカウルですが、間違えました。あーぁ・・・、まいった。
(2014/09/04)
機体色はMr.Colorの124 暗緑色(三菱系)、カウルはMr.Colorの125 カウリング色を使用しました。
機体下面はやはりインストの支持どおりMr.Colorの35 明灰白色1を使用しました。車輪も取り付けてもう少しで完成です。
(2014/09/06)
当時最大出力の火星エンジンは一式陸攻に搭載されるほど大型で、機首を絞ることで冷却効率が落ちることを考慮して強制冷却ファンがプロペラの後ろにあります。
映画「風立ちぬ」の題材の航空技術者、堀越二郎氏が中心となって設計した戦闘機です。
塗装しているうちに機体の剥げを入れないで綺麗目に仕上げたくなりました。なるべく小ぎれいな仕上げを目指したらこのくらいになりました。最近のトレンドがまったくわかっていないので、もしかすると違和感ありありだったりして。6年ぶりくらいです、航空機模型を作るのは。
AFVは一通りウェザリングをしないと気が済まないのに、飛行機は汚すのをもったいなく感じるのは不思議です。数を作っているうちにウェザリングをやりたくなってくるものなんでしょうか。
雷電のコックピットは広いですが写真を撮るにはいろいろとじゃまですね。なかなかうまく内部が撮れない。
コックピット内部は多少いろいろなカラーでアレンジをして、最終的には金属色で軽くドライブラシをしています。
カウルが黒っぽいのは日光の反射を抑えて視界を良好に保つためだそうです。よく、レーシングカーでもボンネットだけ暗い色のカラーリングがありますがそれと同じ原理でしょう。
キャノピーの接着には透明エポキシ接着剤を使用しました。スライドキャノピーの左内面、ちょっとこの接着剤が付いてしまい痛恨のミス、となってしまいました。キャノピーだけ埃で汚すのも不自然なのでこのままのほうが見栄えを損なわないかなぁと思います。
アンテナ線は釣り糸のフロロカーボン0.6号、直径0.128mmを使用しました。昨年ときどき釣りに行ったときの余りです。実はアンテナ線は生まれて初めて張りました。
機銃は20mmを4門装備しており、本土に侵入してきたB-29爆撃機も一撃で倒した、かな?とにかく重武装であったことは間違いありません。
機体下面はパネルラインの墨入れと若干のウォッシングとしました。あまり汚していません。
単3電池と比べてもらうと解かるように単発機とはいえ1/32スケールだとかなり大型キットです。撮影ブースが小さすぎます。
原型が良いせいか、割りとうまく塗れた方かと思います。小さい顔に塗るのは大変。顔つきも日本人らしくてグッド。右足、打ち出しピンの処理忘れが悔やまれますが、普段飾る分にはまったく見えないので一応良しとします。
ぼっちっちで後姿がたそがれていて寂しそう。背負っているのは緊急脱出用のパラシュートです。
コックピットに座っているフィギュアはたまらなくかっこ良い。ちょっと下から撮ってしまったので自慢げな顔つきに見えます。
今回、ところどころ反省点があります。基本的な工作や塗装で手違いが発生してなかなか思い通りになりませんでした。仕上げが荒い部分が散見されてしまいました。50cmくらいの距離から眺めるのが一番さまになる感じです。
小学生の頃、1/32のゼロ戦を塗装せず組立だけしたことがあります。どこのメーカーだったかなぁ、タミヤかなぁ。プロペラだけ電池で回るんですが、てっきり機体全体が動くのかとばかり思っていたことがありましたっけ。ビッグスケールの飛行機は迫力があり飾っていても存在感が1/48や1/72とは違います。また是非作ってみたいですね。
(2014/09/08)
コメント
おはようございます。
私も長谷川1/32紫電改を製作中に
胴体後部と翼面上下で隙間が出来てしまいました。
久しぶりに作ると筋彫りも大型機の割には繊細で
胴体左右とかの張り合わせ跡の筋彫りの彫り直しには
大変苦労しました。
結局同じラインは同じ深さにしないと塗装すると
違いが出てくるからです。
どうされていますか。
人によってはマスキングテープで合わせ目付近を養生されてから
サンディングしたりパテを盛ったりされているそうです。
疑問をもたれていた1/32は多分とトミーからスワローモデル
最後は童有友社で再販された零戦だったと思います。
確か紫電改・疾風・零戦21型・ムスタングがあったような記憶があります。
トミー以降はプロペラの回転機構は省略されたと記憶しています。
これからも記事を楽しく拝見させていただきます。
失礼します。
度々すみません
先程このキットを購入しようかとyodobshi.comを閲覧していましたら
コメントランにお名前を発見しました。
リンク先がフィッシングサイトになっていましたので
リンク先だけは編集か削除された方が良いと思います。
私も一番最後のリンク先が載ったコメントにコメントして
管理側にリンクの削除を依頼しておきました。
こちらのコメントは削除されても構いません。
それでは失礼します。
お知らせありがとうございます。残念ながらヨドバシのレビューは一定期間経過後は編集できないようです。いちおうpak43さんのコメントの下に注意喚起しました。昔のHPリンクがへんなページに流れるようになっていますね。クリックしただけでは飛ばないですがページアドレスをコピペして検索すると変なところの飛んでしまいます。あといくつかヨドでリンク張っていたと思うので心配です。自分のレビューくらい編集させてほしいですョ。
おはようございます。パネルラインの彫り直しは苦手です。全部サンディングすると彫るときにけっこうよれるので、最近はうっすらと残るくらいでガイドとして残してパネルラインに沿って深く彫っています、生活の知恵というかなんというか。パテで完全に埋めてしまった部分はハセガワ・トライツールのスジ彫り用の金属製定規やダイモテープを使いました。けっこういい加減なので多少よれてもそのまま進めてしまいます。
小学生の頃は塗装と言えばたとえ筆塗りでも一大プロジェクトでした。懐かしいです。考えてみれば今はラッカー以外にもいろいろな塗料にも囲まれて幸せです。