ロンメル元帥とスタッフのフィギュアセットです。一見すると箱の裏面の灰色のフィギュアの写真が精密に見えますけど、たぶんこれはCGだと思います。実際のキットはそんなにはモールドがシャープではありません。
モールドが少しもっさりしている気がします。インジェクションフィギュアで古いキットだったら致し方ないかな。品番6723だとそんなに古くない?
ファイルを抱えてメモを取っているような将校。メモ帳のパーツがただの小さなプラバンのようだったので、デザインナイフで切れ目を入れて少し紙がめくれるように加工してみました。細かい・・・。
ロンメル元帥を含めコートを着ている将官が2名います。一番最初にこの手のフィギュアを組み立てたときはパーツ割にびっくりしました。こういうのも意外と組立が面白いです。
今回のフィギュアは武器をほとんど持っていないんだよね。地図を見たり双眼鏡を覗いたり、現地で作戦を立案しているふうなキットです。
装備品パーツが入っています。この中で使用するのはホルスターに入った拳銃などほんの一部でした。Gen2じゃないと思うのでモールドはそれなり。
うーん、このインジェクションのヘッドのロンメル、似ているのかどうなのかよく分かりません。アルパインの予備ヘッドがいくつかあるので制帽をかぶってややロンメル将軍に似ているようなフィギュアに変えてみようかと思います。この際、塗装しやすければロンメル将軍に似ていなくてもいいかな。
もともとロンメル元帥の顔というわけではないレジンヘッドに変えたから仕方が無いんだが、最終的にあまり似てないですね。トレードマークの革のコートとフチ無しゴーグルしてるんだけどまぁ致し方なし。見る方向によっては「ひょっとしてロンメルさんですか?」なんてね。
フィギュアセットをレジン製ヘッドに変えてみたんだけど、安易に制帽をかぶっているからと変えるとあとで大変。国防軍なのに武装親衛隊の帽子だとデザインが微妙に違うので絵柄を書き加えるのが難しい。デカールがあれば楽なんだけどこの辺のは無いので難しいけど手書きで凌ぐしかないでしょう。
コートの色には迷いまして、結局はファレホの茶系を少し混色して好みの色で塗装しました。
ユニフォームはデザートイエローが良いとのことでした。ファレホのこの色はやや赤みが強いかな。なんか違和感あるんだけどウェザリングで少し調整できるかも。もう少し色褪せなんかあった方が砂漠地帯で苦労しているようで見た目の雰囲気が出そう。
あまりにも細かい階級章、これはデカールを使用しました。ロンメル元帥らしい人物は階級章は一応元帥、地図を広げているのが大将、メモを見ているのが少将、双眼鏡を両手に持っている人物は大佐。こう見るとアフリカ軍団の頭脳中枢っぽい集団ですね。
ドイツアフリカ軍団の指揮官クラスの人たちです。灼熱のアフリカ大陸でコートなんですけど砂漠の夜はけっこう冷えるらしいです。
左側の黒っぽいコートを着た人物が一番階級が上。キットの中ではロンメル元帥という設定らしいです。ヘッドを変えちゃったから何とも言えないけどオリジナルもそんなに似てない気がします。
ロンメル元帥の髪の色はけっこう薄いようでしたので、明るい色の金髪っぽく塗装してみました。
将官クラスのフィギュアというのはあまり作ったことが無いです。制帽はゴールド多用など結構派手なのかな。細かい部分の手描きは大変です。
ちゃんと地図を見ると図柄が地中海になっています。しかも北アフリカをじっと見ていますね。局地的な作戦にしては縮尺が大きすぎるような気もするけどね。
台座に飾っているとはいえ、均等に並んでいるとちょっと違和感。というか3密を避けるんじゃないんだからスペース取りすぎ。
ティーガーIの砲塔後ろに立たせたらピントが合わなかった。主役は戦車兵じゃないのに。今回のフィギュアセットはいろいろなユニフォームがあって塗っていて面白かったです。
(2021/07/20)