トランペッターのシュトゥーラーエミールです。シュタール・エミールとの表記もあるようです。10年以上前にリリースされたキットです。当時けっこう良心的な価格で販売されており、そのころに購入してストックしていました。当時はここまで戦車プラモデルが価格高騰するとは予想だにしませんでした。
ホビーボスのシュトゥーラーエミール用連結キャタピラを使用してみます。
シュトゥーラーエミールはティーガーやパンターと同じく千鳥格子状の転輪となっています。
ホビーボスのシュトゥーラーエミール用の連結キャタピラは同じランナーにスプロケットホイールも付いているので今回はきちんとフィットしました。トランペッターのスプロケットホイールは幅が狭すぎてホビボの連結キャタピラとは合いません。
ベルト式を試しに巻いたらそんなに悪く無さそうなんだけど、この戦車は全長が長くてキャタピラをある程度弛ませたほうがカッコ良く見えるので連結キャタピラのほうがまとめ易そうです。
泥汚れやジャーマングレーの塗装。泥汚れは立体的にしているだけで色はこれから決めるところです。
(2017/09/20)
武装はこの車両の一番の特徴である、61口径12.8cm対戦車砲を装備しています。絵本のキャラクターから、きかん坊のエミールとあだ名されていたようです。この戦車は2両しか配備されませんでした。ただしヘンシェル社が開発した重量級の対戦車車両で、後のティーガー重戦車開発の基礎となった車両です。デュッセルドルフのラインメタル社で最終組み立てが行われており、1941年8月に2両が完成したのみです。
マーキングは第3機甲師団の独立第521戦車駆逐大隊第3中隊です。シンプルな白のみのマーキングですがジャーマングレーの上からだととても引き立ってかっこ良いです。521戦車駆逐大隊はその後、1943年初めにスターリングラードにて全滅しました。2両のうち1両はソ連軍に捕獲されました。
車内の消火器を赤で塗装してみました。その後、車外にも一つ消火器が装備されているのに気づいたのです。さすがに真っ赤だと敵からも目立つので車体色と同じにしておいた方がいいかなぁと。アクセントにはなりそうですがかえって不自然でしょう。
車内にすのこ状の部分があったので木製だと判断して木目調仕上げに塗装してみました。上からのぞき込むと模型的には結構良いアクセントになっているかと思います。
ひさびさにチッピングを行ったらなんだか単調になってしまった。
ホビーボスのシュトゥーラーエミールの連結キャタピラは材質が安いプラスチックのようで若干組みにくい。でも、もっと手強いのもいくつか組んだことあるのでこれくらいなら余裕余裕。並べて接着材を流し込んでしばらく放置してから一気に巻けばどうってことありません。ニッパーで切り出すよりもカッターで切った方が多少部品同士の合いが良いように思えました。
完成すると長砲身で車体の大きさも結構あるので迫力があります。オープントップの車両は普通の戦車に比べて少し作るのが面倒だけど、中が見えるのは面白いものです。
模型とは関係ないんだけど、今更ながらSteins;Gateを完全コンプリートしてみました。6月からちまちまプレイしてました。評判通りすごく良いゲームだった。一時は鈴羽エンディングのみで打ち切ろうかと思っていたんだけど、絶対ぜったいにトゥルーエンディングまでプレイすべきでしょう。テーマソングを聴くだけで感動がよみがえるって褒め過ぎか?もう一度記憶を消してはじめからプレイしたいくらい。救いは一番最後にトゥルーを見たことかな。萌えにもツンデレにも全く興味なかったんだけど、いやはや意外と傑作でした。
(2017/09/22)
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