先日引っ越しましてとりあえず荷物の移動だけは完了しました。前から気になっていたT-72が出てきたので作ってみます。パーツ数がとても多くてお値段も結構高い部類のキットだった覚えがあります。
机を処分したのでまさかの床にじかに座っての作業。なんだか異様にシュールな光景だな。これはまったくお勧めできません。たぶん腰が悪くなると思う。とりあえず来週には机が来るはずなので、こんな状態の作業はご免です。
まだ塗装もする気になれません。全部が片付いていないので。作り途中の戦艦とか、ミリタリーフィギュアでお手付きのものも結構あるんだけど、腰を落ち着けて作業しないとたぶんうまくいかないと思う。
(2019/03/08)
早くもエッチングパーツの登場です。両側に細かい部品を15個ずつ接着します。面倒なのでこういうところはプラスチックの一体モールドで良いのでは、と思ってしまいました。
これでだいたい車体下部の組み立ては完了かな?戦車の車両下部のモールドが割とよく再現されているんじゃなかろうか。メーカーの気合が入っています。
うさぎのシーザーも一緒に引っ越してきました。生体は引っ越し業者に預けることが出来ないので、朝一番で部屋の鍵を管理事務所に取りに行ったついでに新居に置いてきました。長いものでもう11歳です。人間に換算すると100歳だそうです。青年の頃とあまり見た目が変わりません。ストレスを与えないように日ごろ気を付けているからでしょうか。
嫁がこんど猫も飼いたいと言っているので自分も結構乗り気なんですが、うさぎと上手くやっていけるのだろうか。というかうさぎの面倒全部自分が見ているのに、猫も飼ったらたぶん面倒見るのはすべて自分だと目に見えている。嫁は可愛がり要員ですからね。相撲部屋のかわいがりではなくてちゃんとなでなでしてます。子猫のうちから飼えばシーザーにもストレスにならないように思えるのだが・・・。それと猫は小さいものを誤飲するから模型製作とは相性がとことん悪いような気もするんだが心配だ。
作業用に注文したコンパクトな机は数日のうちに届くのだけれども、他にパソコン用にあと一つ、もう少し奥行きのある檜の机が欲しくて調べたら、届くのは4月の上旬だって。オーダーだからそれくらいは余裕で掛かってしまうものなのか、あるいはこの時期は新生活で机の需要がけっこうあるのかもしれない。現状、釣りのクーラーボックスの上にキーボードを置いているみじめな生活なので1か月待つのはけっこう長いな。でも、3日続けたらけっこう慣れてくる自分が怖い。
(2019/03/09)
作業机がきたので早速組み立てて使用しています。やっぱり細かい作業はきちんとした机が無いと続きませんよ。ちょっと小さいかな、とも思うところだが大きな机を使えば、要らないものまで卓上にやたら置きたがってしまうのでしばらくはこれでいいや。基本的にはニッパーとヤスリと接着剤があればなんとかなるでしょ。あと3週間もすればパソコン用のもう少し大きな机を左側に置くので多少なりともスペースが増えます。
後部のエンジングリルにはふんだんにエッチングパーツが使われております。
(2019/03/11)
丸太のパーツはビニールのような材質でグニャグニャ曲がります。しかしまたこのキットはずいぶんとパーツが多いなー。まだ3割も組み立て終わってないんじゃないか。
T-72Bのキャタピラをこれから組み始めます。連結キャタピラです。キャタピラの形式はT-90にも使用されているタイプかと思います。
これ、キャタピラのパーツをすべてランナーから切り離すだけで結構大変な作業。この後の繋げて巻く作業より手間が掛かるかも。
連結キャタピラの工作は手間が掛かるし、今回のようにサイドフェンダーで見えなくなる部分が多い車両でも、慣れれば組み立て易いので嫌いな作業ではありません。
あー、早くパソコン用の机来ないかなー。まだ3週間くらい我慢しないと。断捨離とかこんまりとかいいなーと思っていて、引っ越しを機にいろいろ整理したものもあります。でも、たまたまいま、島田覚夫氏の「私は魔境に生きた」を読んでいて、あまり気軽にモノを捨てるのも考え物だなぁと少し反省しております。内容は副題「終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年」のとおり数々の苦難を克服して日本に帰還した体験記です。ご存知の方も多いと思いますが、これは間違いなく名著です。
(2019/03/13)
無事に車体と接着しました。この辺は仮組みを慎重にやったほうが良さそう。
予備燃料タンクのパイプはビニール製の管です。なかなか説明書通りに位置決めができませんでしたが、とりあえず固定できました。
銅製のワイヤーロープも組み込んでシャーシは完成です。
(2019/03/15)
軽く砲塔を組んでみました。ゴテゴテといろいろな部品が付いて大きく見える砲塔は実はかなりコンパクト。
この砲塔にもエッチングパーツの丸い小さな部品を多用しています。説明書を見たときはウヘェェェェ、と思いました。貼り付けを始めてみると面倒だけどそんなに苦労する作業でもありません。
砲塔ハッチの表裏にも小さなエッチングパーツを貼り付けています。
砲身基部のパーツは丸太パーツと同じビニールのような若干弾性を持ったパーツです。これなら無理やり砲塔にフィットできそうだ。
ヨギボーのかなり大きなビーズクッションと、同じくサポートロールも購入してしまいました。この二つの組み合わせはなかなか居心地が良いようです。ここ2週間くらいずっと迷っていたんだけど、ゆっくりとくつろげるスペースも必要だろうと、思い切って買っちゃいました。先日、新宿丸井アネックスで実際に座ってみての感想は良好だったのでたぶん使い心地は良いだろう。
実際引っ越しでいろいろと処分したものもあるし、新たに購入しないとどうにも生活が不便というものもあるので、ある程度の出費は致し方ないところか。とにかく届くのが楽しみです。
(2019/03/18)
塗装ブース、とは言ってもただの換気扇なんですが、アルミダクトを新しいものに付け替えることにしました。昔はもう少し凝った自作の塗装ブースなんぞを作ったんですけどね。この換気扇のほうが排気パワーがあってお手軽で使い勝手が良いです。
ちょっと見直してみたところ、後部の物入れ?が傾いていたので平行に直しました。ラック類は地面に平行な方が良いのでしょう。接着中に傾いたか。
ハッチの裏にはインストではPパーツを指定していましたが、ランナーPなんてどこにも無いんだよね。適当にそれらしいパーツを作ってお茶を濁しました。
(2019/03/20)
こんな感じでエアブラシ塗装の粉塵を排出しています。簡易自作塗装ブースのようなものです。すぐ隣が窓なのでそんなに長いダクトは不要でした。
砲塔内側には照準器のようなメカっぽいディテールのパーツをいくつか付けています。ハッチを開いたときにちらっと見える程度です。ほとんど見えないとは思いますけど。
便利そうなものを見つけました。耐油・耐溶剤手袋のサミテックGB-F-06というものです。今までは薄っぺらいニトリルゴムか何かの手袋を使ってエアブラシ塗装後のクリーニングをしていました。それだと溶剤ですぐ破けていたので、この手袋だと全然問題なさそうです。
よく見ると何やらバイオハザードっぽいマークも入っていて信頼感があります。
塗装はそんなに説明するところが無いんですよね。最近はグラデーション塗装と軽めのウェザリングくらいです。
基本塗装にはMr.カラーの54番、カーキグリーンを使用しました。
サイドフェンダーはおそらくラバー製じゃないかな。ダークグリーンのままより良さそうなのでグレーで塗装し直しました。このキットの塗装図はわかりにくい。
ヨギボーのクッションが発送されているのにいつまでも届かない。佐川急便の中継地点に輸送中で止まっているので、早く地域の配送拠点まで運んでくれよ!と思います。デカいから運びたくないのか?早くクッションでのんびりしたい。
(2019/03/22)
T-72はロシア軍の主力戦車で、1970年代初頭に開発生産されて以来、さまざまな改良を重ねてきました。
T-72の系列は数えきれないくらい多くの国で運用されており、実戦経験も豊富です。弾薬のレイアウトなどの影響で誘爆しやすいという脆弱性がありますが、いまだ現役で配備されている国も多いです。
125mm滑腔砲による強力な火力と低い車高と装甲による防御力の強化で、優れた主力戦車の一つに数えられています。
塗装指示書ではタイヤのホイールを白く塗るような指示になっています。おそらくはパレード仕様かな?マーキングにも関係しているのか。でも、多少ウェザリングも行いたいのでそういうデコレーションは無しで組み上げました。パレードだともしかするとピカピカの車両かもしれないので。
最近はロシア軍の現用車両ではバフやブラックが混じった迷彩塗装を頻繁に作っていた気がするので、たまにはダークグリーン一色で仕上げてみようかなーと思いました。
プラモデルの組み立てが大好きなモデラーならこのキット大好きだと思う。塗装のほうが好きなモデラーはなかなか組み上がらないので途中で挫折しそうです。私はどちらかというと塗装好きなので組み立てがちょっと大変でした。組み上がるとパーツが盛りだくさんで密度感がすごいのでさすがに達成感があります。途中、組立で息切れ気味で雑になってしまった部分がありました。
(2019/03/24)
コメント
引っ越しお疲れさまでした、ウサギも元気そうで何よりです。
今度のT-72も好きな戦車ですので記事が楽しみです。
ご存知かもしれませんが、このタイプのT-72Bは1988年に登場したソ連時代最後のT-72の派生型で、車体や砲塔と言った殻はそのままに、主砲や射撃統制装置、砲手用サイト、キャタピラをT-90Aと同じにしてT-72B3という最新型に生まれ変わり現在のロシアでも実質の主力として活躍しています。
(T-72の資料では、『ウォーマシン・レポート57号 T-72&T-90戦車』がお薦めです)
実車が昭和の終わりに登場したものを、平成の終わりに模型で作るというのも良いですね。
おはようございます。そうなんです、お手付きキットがけっこうあるのですがついT-72に手を出してしまいました。T-72に関してはあまり詳しくありません。いろいろなタイプをメーカーさんも随分とリリースしているなぁ程度にしか思っていませんでした。第二次大戦後は新型戦車の開発よりも従来の車両にアタッチメントや装備の交換で性能の向上を図る方が多いと聞いていたのでロシア軍戦車もその路線なのですね。シャーシを見ると意外と小型で居住性は高くなさそうです。これはWWII時代のロシア戦車からのお約束でしょうか。まだまだ、プラモデル製作よりも、まずは生活の小物など揃えたりそちらを優先なのでのんびり製作しようと思います。
ウォーマシン・レポートはPANZERの別冊ですか。けっこう詳しそうな資料ですね。現用車両はあまり興味が無かったのでこの手の雑誌はあまり見たことがありませんでした。グランドパワーは100冊ほど手元にありまして、これがまた増えると重くて大変なんですよね。ではでは。
こんばんは。
>第二次大戦後は新型戦車の開発よりも従来の車両にアタッチメントや装備の交換で性能の向上を図る方が多い
T-72は初期型の登場から50年近く、新しいイメージのM1やレオ2も約40年経ってますからね。
これらのMBTより後に開発・配備された90式の生産を打ち切って完全新規の10式に移行した日本はある意味贅沢なのかも。
>シャーシを見ると意外と小型で居住性は高くなさそうです。
>これはWWII時代のロシア戦車からのお約束でしょうか。
M1やレオ2と言った西側第三世代MBTは大きいですからね。
上から見た大きさに限ればヤークトタイガーをも上回るので、ロシア軍MBTと比べると「スケールを間違えた」と錯覚する様なサイズ差です。
WWⅡ時代はT-34とシャーマンやⅣ号などは砲塔の位置などから居住性の差はあっても、大きさ自体は大して変わりませんが、戦後に軽・中・重戦車の区切りが消滅した事と各国とも戦車の用途を分けなくなった事で見え難くなってるだけで、実際はロシア軍戦車は「(砲や弾薬の技術の発達で)高い攻撃力を有した中戦車」、西側第三世代戦車は「(エンジンの発達で)高い機動力を有した重戦車」なのかもしれません。
こんにちは。おっしゃる通りです。T-72を完成してみると西側諸国の主力戦車に比べると、少し小さめなのがわかります。砲塔や車体にいろいろゴテゴテと装備が付いているのでなんとなく凶悪で強そうな風貌ではあります。後ろに燃料タンクを付けると旧共産圏らしいなーと見えました。このキットはちょっと部品が多すぎるんじゃないかな、もう少しパーツをまとめても良いように思えました。
完成おめでとうございます。
最近のT-90AやT-80Uのサンド系・グリーン・ブラックの三色迷彩もカッコいいですが、やはりグリーンの単色塗装がロシア戦車には似合います。
「どの様な塗装にされるのかな」と思ってホビーサーチで製品や塗装図を見た際に、中心部が白いホイール(あと個人的には丸太の切り口の星マーク)は私も妙に気になってましたが、細密桃源郷さんの作品の様なオーソドックスにグリーン単色の方が良いですね。
>125mm滑腔砲による強力な火力と低い車高と装甲による防御力の強化で、優れた主力戦車の一つに数えられています。
単純な戦力比較では不利でも、運用面まで含めると60t級の西側第三世代MBTより遥かに融通が利くと思います。
しかしながら、WW2のT-34もそうであった様に、「シンプルで生産性が良い」というロシア戦車の長所が本当に活きるのは総力戦での統合運用なので、昨今のメインである局地戦では真価が発揮され難そうです。
総生産数は25000輌程との事なので(現在進行形で生産もされてるし、T-90も含めるともう少し多いかも)、何気にT-54/55、T-34、M4シャーマンに次いで4番目の生産数かと。
(さすがにTOP3との差は大分大きいですが)
こんにちは。ロシア戦車は大量生産、生産性向上、数で勝負という特徴があるのでT-72も第三次世界大戦でNATO軍との全面戦争、西ドイツの平野で勝負するという使い方だったのでしょう。性能を見ると少数エリートが重要な局地戦ではやや不利なんですね。総生産数と輸出先を見るとずいぶんと兵器ビジネスで利益を出したように思えます。トランペッターの塗装例はやっぱりパレード仕様なんでしょうかね。そうでなきゃわざわざ丸太の横に赤い星なんか描きませんものね。トラペもさすがにダークグリーンと数字だけだと地味過ぎると思ったのか変わったマーキングをチョイスしたのでしょう。地味な方がロシア戦車っぽくて良いです。ではでは。