皆さま明けましておめでとうございます!フジミの軍艦、重巡洋艦利根を製作してみます。とりあえず新年の始めなのでニッパーを入れていないまっさらなキットに手を付けてみよう。今年はいろいろと食い散らかして途中で放り投げているキットも積極的に救出して完成に持っていきたいものです。先日、フジミの特10000円福袋を購入して増えてしまったので一つ艦船キットの積みを減らす意味でもこのキットに取り掛かりましょう。福袋を購入してもダブる艦船が無いのはまだまだビギナーですね。
このキットにはバラストが入っているんですね。しかも二枚重ねでずっしり感。
これが以前購入しておいた利根のエッチングパーツです。手すりとカタパルトが目立ちます。全部は使えないだろうけどなるべく有効利用するよう努力します。
最近はエッチングパーツの取り扱いにも慣れてきたので大失敗しなければ完成まで持っていけるでしょう。途中で挫折してしまったらごめんなさい。今のところ気力みなぎってます。
(2018/01/02)
煙突の真横にある水上機のフロート置き場がいろんな部品に干渉して何度も調整しました。このあたり、組立順序がややこしく、何がベストな順番かいまだにわかりません。
利根の艦橋はけっこうコンパクトですね。ただ、細かい手すりが多くてまだ完全に付け切れていません。
舷側の副砲のエッチングパーツがけっこう難しいです。砲塔のわきに梯子があるんだけどまだ付けていませんし。細かい作業がけーっこう大変です。エッチングのシートがなかなか空になりません。手すりを付けだしたら随分進んだ気になるかも。
重巡利根には零式三座水偵を4機載せる予定です。全部クリアーパーツでした。プロペラもクリアーパーツが付いています。私はエッチングパーツを購入したのでプロペラのエッチングパーツがそれについていました。ありがたく使わせてもらうけど別にプラパーツでもいいかな。
そういえば、昨年観たベストアニメはけっこう話題になっていた「メイドインアビス」です。キャラが立っているし世界観最高。自分は宮崎作品のカリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、紅の豚あたりが好きなんですけどそれに匹敵する完成度だと思う。ただ、基本的に子供向けなので主人公がちびっこですけどね。組立式のフィギュアがあれば作ってみたいと思って調べたんだけど完成品しかリリースされていないっぽいですね。あとは乗り遅れたシュタインズゲートをゲームでやったのでアニメを観たかったのに気が付いたらアマゾンプライムは終わってました、残念。また会員向けに配信再開してョ…。ああいう傑作は残しておかないと客が離れちゃうんじゃないのかなぁ。
(2018/01/05)
クレーンの組み立てが難しい。何とかそれらしい形になりました。以前、戦艦金剛を作った時はクレーンが上手くいかなかったけど今回は良かった。この辺の眺めは精密感があってグッド。
一応組み立てを先に済ませてしまいました。艦載艇と艦載機は塗装後に接着するとして、他はすべて組み立て完了。組み立ててみると甲板上は随分と入り組んでいます。リノリウム部分は筆塗りで何とか乗り切るか、と思っていたけどどこまで出来るんだろ?塗装しなくても充分カッコ良いと思う、寒いのであまりエアブラシ使いたいくないですね、この季節は。リノリウム色か軍艦色か、どちらかは筆に頼らざるを得ないと思う、ここまで進めてしまったら。
フジミの利根専用エッチングパーツなんだけど、この組立説明書にはあまり部品番号が振られていないし写真も不鮮明なので扱いにくい。組立自体はそんなに難しくないです。まぁ、好きなように使用してディテールアップしてくださいということなんでしょうか。うーん、このアバウトさ、嫌いなわけでもないんだけどもやもや感が…。
エッチングの説明書が説明不足なので軍艦雑記帳などで舷梯ダビットがどうなっているのか調べたりもしたんですが、構造が分かってもそんな再現無理…、っていうのも多いですね。多少理解できるだけマシというか、そういうのも模型趣味の面白いところ。手始めに水偵から塗装開始しますか。
(2018/01/08)
リノリウム部分は個人的な好みと独断でファレホのモデルカラーのレザーブラウンを使用しました。細かい塗り分けが精神的に疲れる。ただ、マスキング好きか筆で塗装するのが好きかで工程選択の好みが分かれるところじゃないですかね。艦船模型の作法としてはマスキングが正統派なのかも。この後たくさんリタッチしないといけません。
ここ何日かはプリンターの件で結構ドタバタしてしまいました。エプソンのプリンターに買い替えてしばらくたったのですが印刷しようとしたら故障中のメッセージが出てまったく印刷もスキャンもコピーもできなくなりました。ちょっと前から互換インクに変えていて、それが原因で故障してしまったのかなぁ、買い替えかなぁ、と思っていました。結局は自己責任だしね。純正のカートリッジに付け替えてもインクが原因でヘッドがいかれてしまったなら、まぁ駄目だよねと思いつつ、物は試しで純正カートリッジに変えたらなんと正常に動きました!
この結果自体は非常にありがたいのですが、これってもしかするとファームウェアのアップデートか何かで互換インク防止プログラムを仕組んでいるんじゃないかと勘繰りたくなります。互換インクをセットして一定枚数をプリントしたらプリンターにエラー表示させて機能をすべてストップさせるとかね。あー、いやらしい。そもそも考えてみればインク残量検知のためのICチップなんて別に要らないし。単純なインクカートリッジで良いのに故障の原因はこのICチップの認識できないというのも多いと思う。もし真実だとしても互換インク防止プログラムが入っている事自体を問題にしたいわけではない。もしそういう仕様にしているのなら、こそこそしないできちんと公開すべきだと思うョ。故障だエラーだと言われるくらいなら、「お前の互換インクは絶対に使わせねーよ!」と言ってくれた方がちゃんと純正カートリッジ買うんだけどなぁ。互換インクビジネスもえげつないことやっていると思うし、プリンターのビジネスモデルがインクで成り立っているのもいびつな構造だと思う。メーカーさんも大変なんだろうけどもう少し消費者に誠実な部分を見せてもいいんじゃない?私の思い込みだけでもないと思うんだけどなぁ・・・。
フランスではプリンター事業でわざと故障させたり寿命を短くしてる疑いの企業に調査が入っているというのを知りました。普段、プリンターが普通に使えていたらそんな記事興味も無かったけどここ1週間くらいけっこう興味を持ってしまいました。
まったく印刷できなくなってキャノンのプリンターを買ってしまった後でした。ひょっとしたらと思ってこのエプソンのプリンターが純正インクカートリッジでエラーが消えたので、マジどうしてくれるって感じです。半分以上は嬉しい気持ちなんだけど…。まぁ、キャノンの新しいプリンターは嫁のPC専用にするので今後どちらかが壊れてもまったく印刷できなくなるということはない、のでまぁ良いか。断定はできないけどメーカーの不誠実さが感じられる事象にぶちあっ立ったので愚痴を書いてしまいました。新年早々プリンターが一台壊れたくらい大したことないよね。結局復活して家のプリンターが一台増えて、パソコンだけじゃなくプリンターも嫁と自分で1台ずつになってなんか笑える。
エプソンやキャノン、HPにブラザーなどプリンターメーカーはやっぱり無くなってしまったら困るので応援したいものです。個人的には本体価格とインクカートリッジのおかしな価格バランスを是正してもらいたいんだけど、なかなか難しそうですな。大人の事情ってやつですかね。
(2018/01/11)
透明なままの水上偵察機はなんだかもさっとした印象でした。塗装してプロペラをエッチングパーツに変えてたくさんあるデカールを貼るとなかなかに精密感が出てきました。デカールが少し劣化していたので他のストックから切り貼りしたものもあります。
就役:昭和13年(1938年)11月20日
基準排水量:11,213トン 第二次改装後
全長:201.6メートル
全幅:19.4メートル
最大速:35.55ノット
兵員:869人
主な武装は、
主砲20.3cm連装砲4基8門
40口径12.7cm連装高角砲4基8門
25mm 3連装機銃 ×8挺
25mm 単装機銃 ×23挺
カタパルト2基、零式水上偵察機 6機
開戦時には最新鋭の重巡洋艦でした。そのためレーダーと対空機銃の増強の他は大幅な改修はありませんでした。
重巡洋艦は基本的に山の名前を付けていましたが、利根は建造計画時は軽巡洋艦として考えられていたために河川名の利根となりました。ロンドン軍縮会議の制限で重巡洋艦にできなかったが、後から主砲強化など可能なよう考えられていました。
吊り下げているカッターの後ろの扉、エッチングパーツがせっかくついていたので開状態にしてみました。あんまり分かりませんかね?
すごい超絶モールドだね。インジェクションパーツでも主砲の砲口がきちんと開いています。
水上偵察機を4機、後部甲板に固定したら随分と艦の表情が変わって驚きです。次はもう少し精密に艦載機も作ってみたい。
飛行機のコックピットはもっと良い塗装法があったかもしれない。せっかくの透明パーツなんだから次回はもう少し考えてみます。それと、調子に乗って空中線を張っていたらレーダーの回転に干渉するような張り具合になってしまった。論理的にはおかしいかも。艦載艇の固定ロープはこの三分の一くらいの太さで良かったかも。太すぎてちょっとね・・・。
小さいけれど精悍な顔付きの艦橋です。窓枠はエッチングパーツを取り付けました。
エッチングパーツの手すりやラッタルは特に精密感を向上させるので組み立てていて楽しい。
前部と後部の旗竿はただの棒ではなくてきちんと細かいディテールが配されています。これなら真鍮棒に置き換えるよりパーツのまま使用した方がリアルです。
利根は三菱重工業長崎造船所にて建造されたので、本体はタミヤアクリルのXF-77 佐世保海軍工廠グレーを使用しました。
利根は真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、第二次ソロモン海戦やレイテ沖海戦など様々な作戦で活躍しました。1945年7月に呉で停泊中に米軍機の空襲を受け大破。着底しそのまま終戦を迎えています。
以前製作した戦艦金剛とあまり全長が変わらないんだけど艦幅が三分の二くらいです。それで戦艦の31000トンとこの利根の11000トンという差が出るのかな。
最近、というか半年くらい前に製作した金剛と駆逐艦雪風と並べて撮影してみました。戦艦の艦橋のほうがやはり重厚感があります。重巡利根はスマートで洗練されたデザインという印象です。雪風はちいちゃいけど頑張れ!
(2018/01/14)
コメント
明けましておめでとうございます。
艦船については知識無いので特にコメント出来ないのですが
ちょっと遅いですけど挨拶だけでも(笑)
明けましておめでとうございます。私もそんなに艦船の知識はないんですけど、フジミの特シリーズは小さいスケールなのに精密感があって結構好きです。細かくて大変なんですけどね、エッチングまで手を広げると。