兵隊や物資の輸送用のごく普通のSWSハーフトラックです。荷台は木製部分が多いように見えます。イタレリの3桁の製品番号、このキットは360番です。こういうキットはもしかするとかなり昔のキットだったか。
シャーシは細い枠を組み合わせていくものです。以前、SWS対空自走砲を作っているのでこのあたりは同じ工程でした。
キャタピラは部分連結式です。パーツが不ぞろいで巻き難いです。少し隙間ができる場合がありました。黒で塗装してウェザリングを行うのでそれほど神経質にならなくても良いと思います。
このキットはけっこうプラがもろいので前輪の可動部分がありますが、瞬間接着剤などできっちり固定しておいた方が良さそうです。飾っておく分には可動させなくても問題ないし。
昔のイタレリのキットはバリとかパーティングラインが結構きついのでパーツの整形が少々面倒くさい。
この間、「やりすぎ都市伝説」未来年表がどうのこうのというスペシャル番組を観ました。ゲストのトークや前振りが長すぎて長年のファンとしてもちょっとうんざり。トークも適度な長さなら面白いんですけどね。スタジオ3人くらいでいいように思えます。自分が知りたい部分というのは正味40分くらいだろうなぁ、と感じました。内容自体はとっくに知っていることも多かったけど興味深いところもありました。要するに陰謀論や新世界秩序と最新技術を絡めたお話です。面白いんだけど笑っていられるのは今のうちだったりして・・・。
(2018/05/27)
荷台や運転席はまだ接着していません。少なくとも運転席内部を塗装し終えてからすべて接着しようと考えています。
大きな車両なので塗装面積が広いです。ボンネットだけヘアスプレー技法を使おうかな?まだ迷っているので大雑把に黒で下塗りしています。
そういえば昨年の秋くらいに2018年5月中には惑星ニビル、というかプラネットXが地球に近づくとかWWIIIが勃発するとかいう記事があったけどもうすでに5月も終わり。いくら何でも該当惑星があるなら観測されていないとおかしいでしょ?と思いました。まさかのガイエスブルグ要塞方式か?まだ積みが当分片付かないよー。
(2018/05/29)
水性塗料のダークイエローを使用しました。クレオスとタミヤをブレンドしました。
ウェザリングで泥多めにしたいので多少バンパーやフェンダーに立体的な泥をこすりつけました。マットメディウムに砂の材料を混ぜたものです。あとで自分の好みに塗装するので色は割とどうでも良いかな。
ボイジャーのマスキングテンプレートを使用してワイパーの汚れ用マスキングを作りました。めったに使わない道具なんだけどこういう便利グッズを吟味しているときも結構楽しいものです。
(2018/06/01)
SWS重国防軍牽引車は従来のハーフトラックの複雑な機構を簡素化して量産向きにしたものです。キャタピラは幅広で東部戦線の泥濘地にも適したものとなっています。
1943年12月から量産が開始され825両が製造されました。多くの車両は木製の荷台の貨物運搬用の車両です。このキットも荷台はすべて木製、申し訳程度に座席が設けてあります。
フロントガラスはワイパー跡をマスキングで表現しましたが、結局のところ泥はね表現などウェザリングを多用していたらガラスが曇ってしまいました。
キャタピラが光っている方が重量感があるかなぁと思い、けっこう強調しちゃいました。
この車両ナンバーのデカールの番号は数字一つずつ切り取って並べて貼り付けるのが大変でした。自分の好きな番号にはできますが、出来合いのものを一つくらいは付けておいて欲しかった。
運転席より前はヘアスプレー技法で錆びを表現しました。乾き気味の泥で自分のいつもの車両に比べると若干ウェザリングが多めです。東部戦線の泥のイメージのつもり。
ドラム缶を3本載せてもあまりスペースを埋める役には立ちませんでしたね。
うーん、ウェザリングが単調かな?けっこう大きな車両の割に、オープントップでスペースがありすぎるので塗装が難しい。
ヘッドライトは数少ないアクセントになるかなぁと思い、内部をシルバーで塗装してクリアパーツを光らせました。
今回はイタレリのお手軽な価格の重国防軍牽引車でした。部分連結キャタピラは少し癖がありますが何とか組めないほどでもありません。ブロンコのSWSはけっこういい値段しますねー。海外通販でも送料込みだとさほど変わらないのが悲しいところです。でもレビュー見て良さそうならそちらも是非作ってみたい。
(2018/06/03)