限定版の駆逐艦初春です。キットに初めからエッチングパーツが付属しているので気楽に始められて良いですね。限定とか言わずに並行して常時販売してくれればいいのに。
エッチングパーツは少しなので私のような初心者が取り組むのにちょうどよいと思う。
あれあれ、まだおもりが付いているウォーターラインシリーズってあるんですね。
初めて艦船模型でいろいろな場所にエッチングパーツを使って思いのほか精密感が出てうれしくてしょうがない心境です。こういうのは貴重ですね。
細かすぎてなかなかうまくいかない部分もありましたけど、おもしろーい。普段は塗装のほうが好きなんですが、こういう細かい作業で駆逐艦がカッコ良くなるのも最高です。
(2017/03/12)
瞬間接着剤や細かいパーツと格闘しながらなんとか組立完了しました、って組み立て進め過ぎたかな?塗装はどうすんだ?みたいな。プラスチックパーツだけの仕上がりよりだいぶ精密感が出てると思います。
塗装に入りました。艦底色を吹いてマスキングしたところです。
(2017/03/19)
一等駆逐艦初春が完成しました。ちょっと前に子日を製作してまた同型艦を作ってしまいました。同じアオシマですけど今回は1941年当時の兵装で主砲など変更されています。エッチングパーツを前回より多めに使っているのでより精密になりました。
ロンドン海軍軍縮条約の影響で小型の船体にふんだんに兵装を盛り込んだ駆逐艦なので、復元力に問題がありました。
初春は第一水雷戦隊の第21駆逐隊に所属し対潜水艦哨戒等の任務に付いています。1942年にはキスカ島へ向かう途中で米軍機の攻撃を受けて大破、その後1943年に舞鶴で大修理を行いました。戦線復帰後に様々な任務に就くも1944年11月にマニラ湾にて米機動部隊艦載機の攻撃を受けて沈没しました。同時に軽巡洋艦木曾と他駆逐艦3隻も沈没しました。
基準排水量:1,400トン
全長:109.5メートル
全幅:10.0メートル
最大速:36.5ノット
兵員:約200人
主な武装は
50口径12.7cm連装砲 2基4門
50口径12.7cm単装砲 1基1門
毘式四十粍機銃 2基
61cm3連装魚雷発射管 3基9門
爆雷18発
先頭の小さいボートにオールを2本とカッター(短艇)にそれぞれオールを6本載せてみました。
舷灯は赤と緑、クリアー塗料で仕上げました。目を凝らすと分かります。
今回、このエッチングパーツの手すりはのりしろが付いていて直角に曲げて甲板の縁に接着するようになっています。接着してから90度曲げるかそれぞれのポールの端のこののりしろを曲げてから接着するか迷って、結局両方やってみました。個人的にはのりしろを曲げてから接着するほうがやり易いですかね。
エッチングのダビッドは厚みを出すためか真ん中から折り曲げて使用します。ちゃんと取り付けるのがものすごく難しい。こういうのも慣れなのかな。もう四苦八苦でした。
旭日旗はアオシマに付属しているものは分厚いシールでした。ハセガワのキットの余剰分の水転写デカールがあるのでそちらを使用しました。旭日旗、存在感あります。あと、後部マストに張り線に旗を掲げる練習で日章旗を掲げてみました。史実はともかくアクセントになりました。とりあえず今まで作った数少ない艦船模型の中ではベストの出来だと思います、まだまだなんですけどね。
(2017/03/24)