アカデミーのミグ21です。カルトグラフのスペシャルデカールやエッチングパーツが付属しています。とても綺麗なデカールです。シルバーの機体にもう一度挑戦しようと思って手に取ったので、初めは銀塗装するものだと信じていました。機体の左右を貼り合わせるあたりでこのマーキングの機体はどうやらメインがライトグレーというかライトブルーのような色と気が付きました。メタリックではなくてちょっと残念。
最近は行ってないんだけど以前ちょろちょろ釣りをしていたので機首に入れる釣り用のオモリはたくさんあります。今回は15g必要とのことなので念のため20g入れておきましょう。コックピットとサイドパネルのモールドはなかなかなんですけどコックピット側面にはモールドが無いんですよね、惜しいところです。オマケに打ち出しピン跡まであるよ。
ミグ21のコックピットってもしかすると青竹色で良いんじゃないかなぁ。もう少し淡い色にするにはどうすりゃいいんだろ。シルバーを少し混ぜるのかな。あるいはグリーンかな。
レドームだけグリーンFS34102で塗装してノーズの内側は黒鉄色で塗装しました。
(2017/02/09)
だいたい形になって表面処理や隙間埋めをしています。メタリック塗装ではないのでそんなに気を使わなくて大丈夫かな。30cmくらいありますかね。
エッチングパーツを取り付けると出っ張りが多くて取り回しにかなり気を使います。破損する前に早く完成させたくなりますね。
主翼上面のプラスチックの出っ張りをニッパーやカッター、ヤスリで取り除いてエッチングパーツを取り付けました。飛行機プラモデルでこういう工作はめったにやらないのでハードルが高いです。ただし、無理して使う必要はないんだけどせっかくアカデミーの箱にも「リミテッド・エディション」なんて書いてあるので出来るだけ組み込みたい。
コックピットの照準器のクリアパーツにハセガワから出ているフィルムの偏光フィニッシュ・グリーン・マゼンダを使用しました。でも、あまり違いがわからない。
このあいだ、ようやく「シチズンフォー・スノーデンの暴露」を観てみたんだけど嫁は1時間しないうちに脱落。個人的にはかなり興味深いんだけど、これってエンタメ性は限りなく0ですね、映像にスリリングな演出などは一切ないので。生映像っぽいのが使われているんで、そこはすごい。オリバー・ストーンのも今度観てみよう。あまり書き込むとリストに乗ってしまうかな…
(2017/02/11)
グリーンで塗装する部分が前後とランディングギア格納スペースなど結構分散しています。こまめにマスキングをしているところ。
機体の基本色はMr. Colorの73番エアクラフトグレーです。
カルトグラフ製のカジキマグロの大判デカールです。左右に魚のイラストが描かれます。
いくつものデカールの組み合わせで一匹の大きな魚になるので全体のバランスを調整するまでは軟化剤を使わないでおきました。
(2017/02/14)
デカール剛力軟化剤まで投入してデカールの局面へのフィットを追求しようとしたら裏目に出てしまいました。まだ右側のカジキマグロデカールは何となくマシなんですけど左がマークソフターや強力な軟化剤を使用し過ぎてシワシワになってしまいました。今度は蒸しタオルを当ててやってみようか。
以前、シワシワになったデカールも放置していたら乾燥するころに綺麗になっていたという成功体験から、軟化剤の付けすぎもあまり気にしていませんでした。さすがに今後は大判デカールの取り扱いには慎重になりたい。というか、過去それほど大きなデカールを使用したことなかったですね。ほんとどうしようこれ、もう破棄かなぁ。ここまで作ってごみ箱に放り込むのももったいない。
とりあえずしわになった部分をやすり掛けしたらこうなりました。うーん、あまりよろしくないですね。
左右のカジキマグロを筆塗りで描いてみましたが元の色に合わせるのが難しいし、そもそもなんで飛行機の上にお絵かきしてるんだろ?と思うと笑っちゃいます。描いているうちにまたしわになってきてエンドレスです。クリアーを吹いておけばよかったんでしょうか。もうこの辺にしてあとはスミ入れをして仕上げます。いやはや、とんでもないことになってしまいました。手塗り感がすごい。
(2017/02/15)
MiG-21MFが完成しました。MFは輸出型の機体で今回はボックスアートの通りポーランド空軍の機体です。
カジキマグロの大判デカールの機体なんですが、マークソフターを付けすぎてシワができてしまい貼り付けに失敗しました。マーキング自体はポーランド空軍第3戦術飛行隊の45周年記念のスペシャルマーキングだと思います。2002年のマーキングなのでポーランド空軍自体の45周年記念ではなくて航空団の創立記念マーキングなのだろうと思いますがちょっと定かではありません。
500円玉との比較の通り、ピトー管から含めると全長が大きいですね。
MiG-21はベトナム戦争から印パ戦争、イランイラク戦争やアフリカ諸国の紛争や内戦など数えきれないくらいの実戦に参加して言います。超音速戦闘機の中では整備がしやすい機体なので旧共産圏やアフリカ諸国などでも需要が多かったようです。
デカールいまいちなのであまりアップで写したくないんだけど、今回はパネルラインを軽くけがいたのでスミ入れで結構くっきり線が出ました。機体色がライトブルーともライトグレーとも言えない何となく中途半端な色なので、個人的感想ですがスミ入れでずいぶんとパリッとした印象に変わったかと思います。
ジェットエンジンの排気口です。明るいところで撮影すると奥の方まで割とよく見えます。
けっこう突起物が多いので組み立て途中に何か所か破損してしまいました。それにしても、MiG-21の独特の流線型のフォルムはなかなかカッコ良いですね。
武装はK-13Aレーダーアトールミサイルを両脇に1機ずつ装備、UB-32ロケットポッドも両翼に1機ずつ装備しています。
他にもふつうのK-13アトールミサイルやUB-16ロケットポッドの武装を選択することも可能です。今回はより強力であろう装備を取り付けました。
デカールがシワシワになってしまい、AFV模型でのキャタピラを逆につけて完全に固まった後のようなショックを受けたけど、一部手描きのカジキマグロのせいでホントに世界で一つだけのミグ21になりました。まいったまいった。
(2017/02/17)