またまた続いて飛行機のプラモデルです。今回はイギリス海軍の第一世代ジェット戦闘機、ホーカー・シーホークを製作してみます。
エッチングパーツの刻印に2006年とあります。もう10年も前のキットなんですね。ついこの間リリースされたような気がしました。
ランディングギアカバーの裏側の打ち出しピン跡をパテ埋めしているところ。
あとからだとなんとなく面倒なロケット弾と増槽を今のうちに工作しておきます。
ミサイルの取付穴、モールドが5列あったので調子に乗って全部開けてしまいました。あとで説明書と見比べたら片側4つなので埋めないと…。二度手間でした。上でミサイルは8本組んでるのに。
(2016/08/23)
コックピットのシートベルトが元からついているのでいいですね。サイドパネルにもデカールがあれば良かったのですが。
機体後部を別に製作したり、翼の両翼は別モジュールだったりと、士の字にするのにも難関が多いです。
付属のフィルムを挟み込むとメーター類が非常にリアルです。その他は軽くドライブラシをしました。
各パーツの接合部をやすり掛けしているときに気付いたんですけど、このトランペッターのキットは翼を畳んだ状態でも組めるのですが、伸ばした状態の時にけっこう目立つ穴ができます。実機にはこういう隙間はできないと思うんですよねぇ。組み方が下手だったのかな。
ホームラン級の馬鹿。恥ずかしながら、よく読んだらどうやら折りたたみ状態を組み立てるときにしか使わないパーツを挟み込んでしまいました。道理で隙間が空くわけだョ。がっちり接着したので今更剥がすのは絶対無理。残念ながら隙間を埋めておとなしくこのまま進めます。あー、脱力感。
(2016/08/26)
ダークシーグレーを吹きました。トランペッターの箱絵をみるともっと青っぽいのかと思いましたがやっぱりグレーですね。ミリタリー系モデリングはグレー系塗料がずいぶんと溜まりますよね。
裏側、またやっちまいました。ダークシーグレーは裏側に回り込んで少し塗装しないといけないのに全面ダックエッググリーンで塗ってしまいました。暑くてボーっとしていたのかな。今から修正しようかどうしようか迷います。これは大きな違いですよね~。
このキットのデカールは発色がすごく綺麗です。ストライプデカールは表と裏を一気に貼って位置を調整してからまとめてマークソフターを使うとあとの微調整が少なくて済みます。私はまだまだ大きなデカールを貼るの下手っぴなんですけどね。
結局、機体下面の未塗装部分はエアブラシでのリカバリーは難しいのでマスキングをして筆塗りでやってみることにしました。リカバリーも練習のうちです。
(2016/08/28)
ホーカーシーホークは第二次世界大戦後に運用されたイギリス海軍の艦上戦闘機です。
特徴としては主翼の根元にエンジンノズルが配置されています。両側にありますがジェットエンジンは一つです。
FGA6はバージョンアップの一種で、初期配備されたころよりエンジンが強化されていました。
20㎜機関砲を4門搭載しています。ロケット弾を搭載しているので純粋な戦闘機というよりは戦闘爆撃機としての用途がありました。
説明書には記載がないけどこの足の位置だと少しは重りを前のほうに入れておいた方が良いと思います。前回のF-86でもきっちり入れたので、製作途中で思い出して危ないところでした。
マーキングはイギリス海軍、第810飛行隊所属機で、空母アルビオンで1956年に運用されていた頃のものです。
艦載機なので翼を折りたたんだ状態でも製作できます。たたんだ状態のほうが飾っておくスペースは狭くて済みますが、特徴的な翼がカッコ良いのでノーマル状態で製作しました。
フラップは開いた状態で製作してみました。どっちの見た目が良かったかは微妙です。今となっては閉じていたほうがカッコ良く見えたかな。
デカールは発色が良好で貼っていて楽しかったです。ラウンデルの白が少し薄いかなー。
黄色と黒のストライプ、機体識別マークはあまり汚さないのが好みです。
うーん、キャノピー越しだと乱反射してせっかくのコックピットパネルのメーター類が見えにくいですね。
主翼下面のグレーを塗り忘れたけど結構うまくリカバリー出来たかな、と思います。
コックピットの周辺に重りを組み込んだのですが、組み上げてみると微妙なバランスです。ほんの少しちょこんと小突くと尻もちを付くので機首のランディングギア格納庫の中に重りを追加しました。下からのぞくとこの部分はカッコ悪いですけど、一応つや消しブラックで塗装しておきました。普通に飾っておく分にはまず問題ないかと。かなりお尻が重い機体ですね。
主翼の付け根に排気口があります。排気口に縦線があるようですが、ここまでの段差はないようなのでパテ埋めして少し滑らかにしました。
イギリス機はスピットファイアやハリケーンもそうだけどボディラインが美しい飛行機が多いね。あくまでも主観ですけど。
全体的に組みやすいキットでした。前回のセイバーに続いてまたまた第一世代ジェット戦闘機を作りました。最近は飛行機のプラモデルの製作が多いですね。ジェット機もレシプロ機も両方好きなんですが今はジェット機の気分です。AFVもお手付きがごちゃごちゃあるんですけどね。
(2016/08/30)