じつは初めてエアフィックスのプラモデルを作ります。説明書は以前数回製作したことがあるレベルのものと雰囲気が似ています。
ハンブロールの色番号しか記載されていないので、違うメーカーの塗料を愛用している場合はいちいち変換しないといけません。ファレホとクレオスとタミヤを併記してくれればベストなんだが・・・。
シートベルトは別売りパーツを取り付けて、人形は乗せないことにしました。コックピットパネルが凸モールドでやたら塗りにくいしデカールは無いので、一部輪郭を強調するにとどめました。
機体底面のライト、クリアパーツの裏側が反射するような多面体のカットが施されていて、綺麗に光ります。組立完了後は内部が暗くなるので効果のほどは分かりませんが、ライトが自然に見えれば良いなぁ。
毎日、朝から晩まで蝉が元気に鳴いています。最近はツクツクボウシの声も聴くようになってきたのでもしかして夏が早くも終わるのか?まさかね。
(2018/08/01)
あまり追加工作を加える部分は無いんだけど、排気口はヒートペンでチョイチョイといじって開口すると少しリアルに見えます。ヒートペンよりモーターツールのほうが良いかもしれない。細かい部分なので熱が加わりすぎて変形したら修正不能なので。
ハンブロールとクレオスの互換表で機体色の在庫を調べていて、自分は特色セットを持っていたと思っていたのに、地中海方面の茶系機体色しかありませんでした。機体下面色はハンブロールのミディアムシーグレーはクレオス335のミディアムシーグレー、ハンブロールのダークグリーンはクレオス330のダークグリーンにて代用できるらしい。オーシャングレーはクレオスの特色を買わないといけないんだけど普段使っているお店では現在は在庫が無さそうです。1色のために3色セットを買うのも何なので、タミヤか?とも思いました。
結局、クレオス13のニュートラルグレー80%と14のネイビーブルー20%で混色できるようなので手元にあるラッカー塗料で進めてみます。しかしこのクレオス特色セットという売り方しないでバラ売りしてほしい。
いつまでこんな暑さが続くんだろう?出かけるのも億劫だなぁと思ったんですけど今日は大手町落語会を観に行きました。天どんさんが弾けた新作落語、喬太郎氏もいつものように面白い新作落語だと思っていたら、意外なことに今日は二人とも牡丹灯籠でした。新作観たかったのでちょっと残念かな、もちろん古典も好きですけど。二つ目の三遊亭粋歌さんの新作がけっこう笑えました。前から6列目で結構近い席だったこともあり全体的に楽しめました。
(2018/08/04)
結局、オーシャングレーの最終的レシピはニュートラルグレー60%、ネイビーブルー35%、インディーブルー5%としました。少し青みがかった方がイギリス機の迷彩塗装という感じがします。
このプラモデルを買ったときには、またスピットファイアを作ってみたいなぁと思って、どうせなら本場イギリス、エアフィックスのキットでも作ってみるかと思い半ば衝動買いでした。家に帰って気が付いたら、またまた主翼両端が切り欠いたタイプになってしまいました。個人的には翼端が丸い方が格好良いかな。
主翼の端がブツ切りになっている機体なんですけど、これって翼端灯付いてないんですかね?なんだか翼端灯が無い機体もあったような・・・。エアフィックスの塗装指示書には全くありませんでした。第二次大戦のレシプロ機の割にコーションデカールも細かいのがたくさんあって貼るのに時間がかかったくらいなので、たぶんメーカーもきちんとリサーチしているんだろうなぁ。ましてや母国イギリスの代表機種ですからね。よく分からんけど無しでいきます。
スピットファイア Mk.XIIはロールスロイス・グリフォンというハイパワーエンジンを搭載した機体です。燃費は悪い反面、高度1万メートルまで8分で上昇できるので本土防空任務に適していました。
なんだかキャノピー越しにシートベルトなどが綺麗に写らないなぁと思いながら、いろいろと撮ってしまいました。
このエアフィックスのスピットファイアはスジ彫りが結構きつめに入っています。スミ入れしやすい深いスジ彫りが好みなので丁度良いです。さらにニードルでなぞっちゃっています。表面は梨地?クリアー吹きしてもそんなにツルツルにならないんだけど。
Mk.XII型のスピットファイアはイギリス、サセックスのタングメーア基地の第41飛行隊とイギリス、ケント州のホーキンジ基地の第91飛行隊のみに配備されました。他の形式から100機ほどが改造されたとのことです。そんなに主流というわけではないんですね。エアフィックスのマーキングもこの2つの飛行隊から選べるようになっています。
おっと、機体底面のライトのマスキングを剥がし忘れていたので剥がしました。ちょっと写真が暗いかな?製作記にも書いたけどこのライトパーツは秀逸な出来だと思います。
ちなみに今回の迷彩塗装の塗り分けはマスキング等を行わずエアブラシの細吹きです。ぼかしはこれくらいで丁度良いのかなぁ。
オーシャングレーの混色や他の色合いはそんなに違和感なく仕上がったので良かったです。飛行機のプラモデルは綺麗に仕上げるのが相変わらず難しいです。付属のデカールは発色が綺麗で明るい色にも透けが無くてかっちりと仕上がります。やはり往年の名機は格好良いですね。
(2018/08/06)