SU-85 ソビエト軍駆逐戦車 タミヤ 1/35

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 組立と塗装・製作記・完成写真 AFV ロシア
スポンサーリンク

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 箱絵 ボックスアートタミヤの古いキット、SU-85です。単体ではもう絶版だと思いますが何年か前にウェザリングマスターと引っ付いて売っていた記憶があります。絶版というわけもないのかな。ツングースカの組み立てが大変なのでちょっと気分転換に手を出しちゃいました。「襲撃砲」ってなんだか強そうなネーミングではありますが駆逐戦車か自走砲ですね。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 とても詳しい独ソ戦とSU-85の活躍の解説とても詳しい独ソ戦の解説とSU-85の活躍が説明されています。これを読んだら自然にパーツを切り離しています。恐るべきこの解説の威力。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 金属の棒が付属金属の棒が付属していました。乾電池のモールドやスイッチの穴があるのはモーターライズ時代の名残でしょう。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 車体上部の組み立て車体上部の組み立てがほぼ完了しました。屋根にちょっと隙間ができた部分がありますがパテで修正すれば問題ないでしょう。
(2016/02/04)

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 タミヤのキットに付属しているベルト式キャタピラタミヤのキットに付属しているベルト式キャタピラは車輪の曲面に接触した部分は曲がってしまい、キャタピラのカクカクした感じが出ないのが一番残念なところです。このあたりはキットに文句を言うのも筋違いでしょうね。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 AFVクラブのベルト式キャタピラ大昔のキットの文句を言っても仕方がないので、ストックのAFVクラブからベルト式キャタピラを持ってきたところ、意外に出来が良いのにびっくりしました。一枚一枚の曲がり具合がとても良いです。この出来で別売りしてくれれば、それほど高くなければ連結式よりも価値があると思いました。AFVクラブのキットには他の連結式を使ってみるので今回は流用しちゃいます。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 牽引ワイヤーロープ牽引ワイヤーロープは金属製に変更しました。ステンレスワイヤーなので取り扱いが難しいですが焼きなましたら多少楽になりました。低い車高に突き出た砲塔がなかなかかっこ良い。ドイツの駆逐戦車ラングとそっくりなフォルムですな。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 成型色が濃い最近製作した中でもずいぶんと成型色が濃いです。あまり色が濃いとモールドが分かりにくいものですね。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 後部フェンダー付近にすき間後部フェンダー付近にすき間ができたのでパテで修正しました。エンジンルームの金網はエッチングパーツではないけれどモールドがしっかりしているので、塗装である程度は質感が表現できるんじゃないかと思います。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 キャタピラキャタピラはこの出来ならもっとアピールすれば、ベルトを初めから敬遠している人もなかには納得する人もいるんではないかな。この仕上がりなら全然問題なしと感じます。AFVクラブのベルトキャタピラは意外とあまり悪くないのかもしれない。そもそもタミヤが別売りでこういうの出してくれればなぁ。なんか、ベルトキャタピラが嫌でAFVクラブのハーフトラックなんか敬遠していたんだけど実は良いキットなのかも。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 最前と最後の車輪最前と最後の車輪の近くと真ん中辺もですが、履帯はなるべく浮かないようにしたほうが自然に見えます。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 車両とぴったりフィットするフィギュア車両とぴったりフィットするフィギュアが1体付属しているので、さっそく組んで合わせてみました。
(2016/02/18)

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 フィギュアは水性塗料で塗装フィギュアは今回は水性塗料で塗装しました。
最近、暖かい日もちらほら出てきて窓を開けての塗装もモチベーションが上がりやすいんだけど、スギ花粉症がひどくてあまり開けたくないんですよね。小学3年生くらいからの花粉症ベテランなので気が重いです。かれこれ35年以上付き合ってるよ、花粉とは。杉の生えていない国に移住しようかな、ホントにもう。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 油彩でもう少し明暗を塗装油彩でもう少し明暗を塗装しました。髪の毛や顔もちょい細かく描きましたが、あれ?って感じです。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 車両は黒っぽい塗料で下塗り車両は黒っぽい塗料で下塗りをしました。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 タミヤアクリルで塗装タミヤアクリルで塗装してからランダムに剥がして下地を出しました。今回は塗装の剥げや汚れは多めに付けようかと思います。
(2016/02/21)

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35SU-85はドイツ軍のティーガーI重戦車に対抗するために開発されました。1943年9月から実戦に参加しています。
最近、大昔のドラマなんですけど「エイリアス Alias」を観ています。途中で歌が入ったりと古臭い、「アリー My Love」みたい。脚本がしっかりしているので昔の作品だけどすごく面白いです。ただ、1話目でキャラクターや設定がぶっ飛んでいてハズレかなぁ、と思ったんですけどなかなか良いです。1話目を乗り越えたらはまりました。ポケベルを使っていたり、車が微妙に古かったり、新兵器と言って自慢げに使っているものが今現在は実用化されているところもあるんですけど・・・。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 ドイツ軍のティーガーI重戦車に対抗当時のT-34は76.2mm戦車砲を搭載しており、ティーガー戦車を撃破するには相当近い距離まで接近しないと無理でした。この51.6口径85mm対戦車砲は1000mでの貫通力が110mmあるのでティーガーIの前面装甲100mmを理論的には貫通できます。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 76.2mm戦車砲SU-85は合計で約2,000両生産されました。終戦まで活躍して、戦後はワルシャワ条約機構の各国の軍隊に供給され1960年代まで使用されたようです。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 51.6口径85mm対戦車砲今回はキャタピラを結構アピールしました。自分の中で、ベルト式なのにカクカクしているというのが結構な驚きで嬉しかったもので。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 SU-85は合計で約2,000両生産T-34の車体がベースなのでこのあたりはほぼ同じですね。

戦後はワルシャワ条約機構の各国の軍隊に供給ワイヤーは金属製に交換しました。精密感が向上するのでおすすめです。ていうか説明書にはプラパーツを火であぶって柔らかくして車体にフィットさせよう、みたいなこと書いてありましたがそんな器用なこと自分には無理です。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 キャタピラあまり大きなデカールを貼る場所がないんですよね。他のキットから赤い星を引っ張ってきました。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真製作記ではアンテナが太すぎたように思うのでもう少し細いものに交換しました。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真単一の塗装で形も複雑ではないので、塗装の濃淡やウェザリングで表情を付けると見た目が良くなるかと思います。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 ウェザリングは油彩やパステル今回のウェザリングは油彩やパステルを水性塗料のシンナーで溶いたものでウォッシングをしたりドライブラシなど行いました。やりすぎかもしれないけどいい具合に表情に変化がついた部分もあって面白いです。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 ワイヤーは金属製ライトは透明レジンにちょい縦線を彫ってヘッドライトっぽくしてみました。ぱっと見だとけっこう本物っぽく見えます。もっとピッチを均一にしたほうが良かったかな。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 車両正面とりあえず前からもう一枚。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 ライトは透明レジンドイツ歩兵の目線だとこんな感じか。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 ロシア戦車兵フィギュアフィギュアはあいかわらず顔の塗装が難しい。ヘッドの大きさ、これで直径3倍くらいの写真です。モニターによって違うのかな。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 作業服のロシア戦車兵はい、白人らしく目は青い瞳にしました。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35 完成写真 油彩仕上のロシア戦車兵一つ疑問なのが戦争中はずっとこの作業着だったのか。あるいは着替えがいくつかあって攻撃時にはカーキのユニフォームを着ていたんでしょうか。ハッチの裏側はどうなんでしょ?大きなパネルで真っ白だと戦場でも目立ちそうなので車体色で塗装しました。

SU-85 駆逐戦車 タミヤ 1/35最近はキットの値段もずいぶん高くなりましたが、昔のキットを気軽に組み上げるのも楽しいかと思います。今回はキャタをAFVクラブのから持ってきてしまって、結局次回作るときに別売りキャタピラを使用するので玉突き状態なんですけど。手元にモデルカステンやらAFVクラブのキャタピラなどあるのであと必要なのはやる気なんですけどね。
(2016/02/24)