タミヤのSU-122、けっこう昔のキットです。このあいだ製作したソ連軍歩兵フィギュアの流れで作り始めました。
履帯はAFVクラブのT-34用のものを使用する予定です。これ、パッケージ写真なのに砲塔が後ろ向きなんですね。
タイヤのパーティングラインの処理が面倒くさいんだけど、転輪の数は大したことありません。
タミヤのベルトキャタピラは巻き付けると丸くなってしまい、トラックごとの平面とジョイントのカクカク感がでないのは古いキットなので仕方が無いと思う。AFVクラブのベルトキャタピラや別売りの連結キャタピラに変更した方が足回りの見た目が格段に上がるでしょう。
ベルト式キャタピラのモールドはあまり問題が無いけどAFVクラブの連結キャタピラに交換します。プラパーツのものもキャタピラの裏側は特にモールドはないですね。実物もこんな感じなのでしょう。
予備燃料タンクは取り付けても、タンクの取り付け金具だけを取り付けても良いらしい。はじめは取り付け金具を使うつもりでパーツを整形したんだけど途中で気が変わってたくさんの燃料タンクを接着しました。
成型色が暗くてよく分からない。とりあえず手持ちのレジンヘッドに交換してみます。
フィギュアは固定していないけど、ハッチの角度はフィギュアポーズを調整して接着しました。ハッチは可動するように加工するには根元のヒンジ部分が貧弱で破損の可能性が高いです。
いつもはグロスブラックで下塗りしていましたがあとからツヤのコントロールが難しいので、はじめからフラットブラックで塗りました。ここで牽引ロープを作るのを忘れていたことに気が付く。
サーフェイサーを吹いた付属のロシア戦車兵。ヘッド交換後、昔のキットだけどあんまり悪くはないですね。
(2017/05/18)
ダークグリーンの基本色塗装では数段階の明暗を付けてエアブラシをしています。
シャーシはT-34/76と同様なので泥濘の走破性能は抜群。整備はドイツ戦車に比べると容易に行えました。乗り心地はあまり良く無かったんじゃないかな。
ドイツのIII号突撃砲が兵器として成功していたのでそれをお手本に製作したと言われています。傾斜装甲でキャタピラの幅が広いのでこちらの方が性能は上でしょう。乗員は5名。予備燃料タンクもあるので走行距離は300kmで最大速度は55kmでした。総生産数は約1200台です。
かなり車高の低い戦車です。敵から見つかる確率はけっこう低いと思う。
戦車兵を乗せる台が戦車の中にセッティングされておりちょうどよい高さでハッチから出るようになっています。
ドイツ軍のIII号突撃砲はIII号戦車と似たようなデザインコンセプトで縦横がかっちりした直線的な形をしています。T-34のシャーシを流用したこのSU-122は傾斜装甲を多用して被弾径始効果により防御力を高めています。
最近では古い海外ドラマですが、いまさらながら「宇宙空母ギャラクティカ」と「ウォーキングデッド」にかなりはまっています。ギャラクティカのドクターのキャラがぶっ飛んでいてかなり好きですね。シーズン2の途中だけど最高に面白い。SF好きじゃなくても楽しめると思います。観ないと人生損してる。
パーツの数が少なくてそれほど時間がかからずに組み上がります。古いキットだけど一時期はウェザリングマスター付きで再版されていたので製作した方も多いかと思います。それほどの苦労もなく組立と塗装をして完成までたどり着けました。ポリキャップをホイールにはめ込む作業が妙に懐かしかった。少年のころを思い出します、なーんて実は最近、割と古いキットをけっこう作ってるんですけどね。
(2017/05/23)
コメント
お久しぶりです(^^) 今回SU-122の完成でSU3兄弟が揃いましたしたね。 SU-152やISU-152などはドラゴンが古い時に出してましたね( ´∀`)もしかしたら細密桃源郷さんの積みプラの中に有るかもしれませんね。 今回SU-122を作り始められた時には冬季塗装にするのかと思いましたが他の兄弟と一緒でしたね。 私的には前のSU-85よりもウェザリングがとても良い感じだと思います(*’▽’*)
コレからも頑張ってください。
おはようございます。コメントありがとうございます。タミヤのはずいぶん古いのでこれから作る人はミニアートを選ぶのが大半でしょうか。内部再現されているのでパーツ数、価格と若干敷居が高いかもしれません。手元には無いんですが個人的にはT-34系列のシャーシではないけどタミヤのJSU-152に興味があります。ソ連の現用主力戦車をいくつかストックしているのでそのうち作ってみたいです。