久しぶりに1/144スケールの飛行機プラモデルを作ってみます。今回はプラッツのテキサン練習機です。これってエフトイズ・コンフェクトの日本の翼コレクション4というシリーズの中に航空自衛隊と海上自衛隊のテキサンがラインナップされているわけですね。このエフトイズのなんちゃらというシリーズはものすごく種類があるんですね。ミントガムが1粒付いているので食玩のジャンルということでしょう。ホームページを見てみたら他にも軍艦や戦車などいろいろあって圧巻でした。
色付きの完成品が当時で500円位で買えるんだからなんで未塗装未組立の模型を買ってしまうんだろ。モデラーは基本的に自分で作るのが好きだから買うんだけどこうもいろいろな種類の食玩で揃うんだったら無理して作らないで買って並べてもいいかなぁなんて思っちゃいました。部品数は少なくて、飛行状態で飾る場合のディスプレイまで丁寧に付属しています。キャノピーも製作する形式によって2種類から選択できるみたいですね。
このキットはだいぶ前に購入したんだけど、デカールはまだ発色も綺麗だし細かくてよさそうです。
組立というほどのものは無く、少しずつ塗装しながら様子見です。プラの質がなんだか塩化ビニールっぽい感じでしょうか。ニッパーで切断すると少し粘りがある材質ですね。ヤスリ掛けは問題なく出来ます。
機体内部色を塗装したんだけど、コックピットの一番前くらいはフラットブラックで塗装しておいた方が良いかもしれない。試しにキャノピーを被せてみたらこの機体はキャノピーが大きめですけどあんまり中まで細かくは見えなさそうです。
(2020/09/06)
エンジンを黒で塗装してからシルバーでドライブラシしておきました。
このテキサンはキャノピーフレームがたくさんあって細くて塗装が大変なので、マスキングゾルを水で薄めてガラス部分にだけ流し込めば上手くマスキングできるのじゃないかと思ったんだけどダメでしたね。とりあえずキャノピーはまるごとマスキングをして後から考えます。ある程度マスキングをしながら細い筆で塗っていくしかないかなぁ。機体内部色と外部色を両方筆塗りするの面倒ですね。
ディスプレイ用の穴が機体下部に空きっぱなしなのはやっぱり自分で埋めておいた方が良いんだよね。
この機体は白で下塗りをしてから黄色を吹いた方が発色が良いです。
デカールが細か過ぎて貼りにくいですね。仕方のないことなんですけど。ズレたり足りない部分が出たところはあとで塗装で微調整します。デカール貼りの神経を使う部分は1/48スケールとあまり変わらないです。この辺の細かさのこだわりが無いと食玩と同じになってしまうので逆に模型趣味の人間からするとありがたいところでもあります。
1/144といえども多少はスミ入れした方が精密感が上がるのではないか。でもなんだか心配になってきました。
バイデン候補のスピーチ見たら覇気が全然ないね。痴呆が少し入っていても大統領になったりするならかなりヤバイです。でもこういうのって普通に大企業や大組織の社長会長にはよくある話だったりして。トランプのほうが損得勘定できて理性的に動くタイプだと思う。核戦争が起きるなら案外こういう痴呆の大統領のときだろう・・・。誰か若い有能な候補者はいないのかな。日本の状況も気が付けば笑えないんだけど。
(2020/09/08)
自衛隊機のテキサンが完成しました。プラッツのテキサンのキットの組立説明書からかいつまんで説明いたしますと、開発されたのは第二次大戦前で、戦争終結後も世界各国で多くのパイロットを育てたレシプロ練習機です。
総生産数は15000機以上となり第二次大戦中はアメリカやイギリスをはじめ多くの国のパイロットの初期養成課程で使用されました。映画「トラ・トラ・トラ」では改造されたテキサンがゼロ戦として映画に登場しました。
日本では戦後200機以上がアメリカから供与され「まつかぜ」の名称で運用されました。徐々に退役しますが1969年頃まで救難捜索機として活躍を続ける機体もありました。
1機目のマーキングはノースアメリカンT-6Gテキサン 「まつかぜ」 航空自衛隊航空救難群小牧基地所属の機体で1968年頃のものです。
ランディングギアカバーは本当はもう少し上に付けた方が良かったのかもしれません。ゼロ戦と似たような感覚で取り付けたらちょい位置が下だった。今から付け直すのも部品が細か過ぎてボロボロになりそうなのでとりあえず現状でOKとしておきます。
2機目のマーキングはノースアメリカン SNJ-5テキサン「まつかぜ」海上自衛隊鹿屋航空隊所属の機体で1950年代のものです。
デカールは7種類くらいから2機分を選択して作れるようです。ほとんどの機体は黄色なのでそんなには代り映えしないんだけど、銀塗装のテキサンも一部あります。
主翼前面に航空灯?、があると思うのでシルバーを描き足しておきました。小さいスケールなのでなんでもかんでも細かく描くのは無理なんですけど一応気が付いたのでやってみました。
海上自衛隊機のほうはよく分からないのでアンテナ線を張らなかったんだけど、この航空自衛隊機は極細のアンテナ線を追加工作で張ってみました。根元がやや汚くなってしまったけどとりあえずやってみた。
最後にデカール保護を兼ねてクリアーコーティングをしています。今回はややツヤあり気味に仕上げて、だいたい80%ツヤありくらいですかね。デカールの発色が綺麗だし部品数も少ないし気軽に楽しめるのは良いんじゃないでしょうか。
(2020/09/10)
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