はい、何年か前に購入したイギリス軍のトマホークを作ってみることにしました。オリジナルはアメリカ陸軍の戦闘機で、イギリス軍ではP-40Cまでをトマホーク、D型以降をキティホークと呼んでいました。この青枠のカラーリングの箱はスペシャルエディションと銘打っているのが多い。カルトグラフデカールが全てについているのか分かりませんけどデカールの質が良いので気に入っていて、他にもけっこういろいろストックがあるんですよね。
パーツが少なめでいいですね!形も悪くないと思う。割と早く形になるんじゃないかな。暖かくなってきたので窓全開で塗装に一気になだれ込めそう。モチベーションが持てばですが・・・。
計器盤にデカールは付いていませんでした。シートベルトもないので何かそれらしくあとで付けておこう。
排気管には穴が開いていないのでとりあえず開けました。このくらいの工作はやっておいたほうが良さそう。
(2016/04/22)
いまひとつスピナーとノーズの間がカクカクするのでプロペラは回転させずに固定してしまいました。いつもこんな調子だな。機銃はそのままだと質感がないので銃口を開けました。
クレオスのWWIIアメリカ陸・海軍機、イギリス空軍機インテリア塗装色という特色セットを使用してみます。最近混色が面倒でこういう便利アイテムばかり使っています。今回は機体のオリジナルは米軍機だけれども所属はイギリス空軍なのでそちらの色でいこうかと思います。
きれいなデカールが付属しています。やっぱり黄ばんでいないデカールって気持ちがいいね。
大体の組み立てが終わりました。少し隙間を埋める作業が残ってるけど。
彩度の高い色は一応、白の上から塗るとあまり発色がくすまくて良いかと思います。
トマホークはコックピットの後ろに窪みがあってそこも機体内部色になっているようです。マスキングしておきます。
航空機模型は部品数が少ないんだけど、こういうマスキング作業が多いですね。でも問題は上面の明細塗装ですよね。
(2016/05/23)
ホライジングというメーカーから面白いマスキングアイテムが出ていたので使ってみました。ただ、イギリス軍機の迷彩塗装はおそらく微妙なボケ脚があったほうが良いと思うのですが、マスキング中にもこのスライム状の物体は微妙に重力によって形を変えてしまいます。ちょっと乾いてからもう一度吹き重ねたら微妙にずれているではないですか!
ホライジングのスライム(マスキングガム)ですが、場所を決めてから少し放置しておくとあまり変形しないで安定するような気がします。それが自分の気に入ったパターンで安定してくれるかと言うとちょっと微妙な部分もあります。いやー、でもこれ面白いわ。
マスキングガムでもダメなところは最終的にエアブラシの細吹きでリカバーするしかないのかなぁ。このスライム、一箇所ずつすばやくエアブラシをすれば使えるのか、でも全体のバランスを見ながら模様を決めるのでやっぱり常に形が変わり続けるアイテムというのもどうかな?ま、もう少し使い方の研究してみます。箱絵を見ると迷彩の塗り分けがくっきりしているようにも見えるのでそれでもいいのかとも思います。
コックピットパネルは筆塗りで適度に細かい塗装を行いました。完成したらキャノピー越しなのでこれくらいでも結構よく見えるかも。
他から調達したシートベルトを取り付けてあとは仕上げ塗装です。
(2016/05/25)
性能は平凡でしたが苦手な高高度戦闘を避ければ北アフリカではドイツのメッサーシュミットBf109と互角に戦えたそうです。
戦闘爆撃機としても多用されました。頑丈な機体で防弾性能が高くてパイロットには好評でした。
イギリスだけでなくオーストラリア、ニュージーランドやソビエト連邦などでも使用されました。総生産数は約13,800機。
機体下面は鮮やかなブルーです。北アフリカの空の色に似ているのでしょう。
エアブラシでシェイドとハイライトをかけて軽くスミ入れしました。なんか、上面よりうまくいったような…。
マフラー周りの汚しがいまいちでした。もう少し繊細に塗装できれば良かった。
割と細かいデカールが付属していてプロペラがリアルに見えます。
片側に2門、7.62mm M2機銃を搭載。計4門の強力な武装です。防弾燃料タンクを搭載しています。
マーキングはRAF 第112飛行隊 トマホーク Mk.IIbAK578 GA-V ネビル・デューク搭乗機。1942年1月-2月、エジプト上空でのミッション中です。
キルマークが付いているとこの機体が強そうに見えるので、指定には無いけれど貼っちゃいました。これはフィクションです。
デカールを上手く貼れなかったところがあります。ときどき皺になってしまい乾いても多少は綺麗になるけれど少し皺が残ってしまう。思うにいきなりマークソフターをジャブジャブに使うのがいけないのでしょう。
デカール軟化剤を使うにしてもマークセッターなど弱いものを少量から様子を見つつ貼るべきだと思いました。急いでも碌な事は無い。次回はぬるま湯を使用したり蒸しタオルも使ってみようか。
アカデミーのトマホーク、部品が少ないので組み立てはそれほど難しくありませんでした。今も出回っているのかな。
クレオスの特色セットを使用したところ全体のまとまりはかなり気に入っています。イギリス機らしい配色に仕上がったかと思います。
(2016/05/29)