帝国陸軍戦車兵セット2 ファインモールド 1/35

帝国陸軍戦車兵です。戦車兵に手を付けたからには近々何か帝国戦車も組んでみたい。ファインモールドの戦車兵セットを2つ持っていますが今回はセット2のほうをチョイス。

このフィギュア、はっきり言ってみんなちいちゃい、ちびっこかな。たぶん160cmないくらいです。大東亜戦争当時の日本人の体格はみんな小柄だったのだろうからそれを考慮しての戦車兵セットなのでしょう。

7頭身あるかもう少し少ないくらいなのでバランス的に微妙です。昔の日本人はこんなもんかな。

ヘッドの表情がとても日本人っぽい感じがします。さんざん迷って今回は他社の涼しげな表情のヘッドに交換することにしました。これはこれで味があると思う、なんといっても有名な平野義高氏の原型ですからね。大事に取っておこう。

首の付け根の合わせがなんか独特なので他のヘッドを合わせにくい。首がえぐれているので丁度良い太さのランナーの輪切りで首を足してあとでパテを盛ったり削ったりすればなんとかなるのかな？こういうのはあまりよく分からん、行き当たりばったりの作業になってしまう。

塗装前です。昔いくつかまとめて購入していたので竹氏のヘッドなどいろいろと流用することにしました。けっこうイケメンなパーツもありました。以前、1/32の雷電を作った時に付いていたヘッドも竹氏の原型で気に入っていました。ヘッドセットは品切れを恐れて当時何セットかまとめて購入しましたが、ヴィジョンのチハキャタピラとは違って今でも安定的に供給されているようです。
（2018/02/02）

ファインモールドの説明によると、帝国陸軍の戦車兵の服装は動きやすさや整備時や搭乗時の環境を考慮して作業衣袴（いこ）と呼ばれる作業服を使用するのが一般的でした。操縦や戦闘時に軍手を使用することもあったそうです。今回の製作ではすべて素手の塗装にしました。

九八式軍衣の戦車兵将校です。軍刀を下げて双眼鏡を片手で持っています。軍刀があるので砲塔のハッチにははまらなそう

顔の塗装、頑張ったんだけど白目の形がちょっと･･･。頑張って瞳の反射光入れたが焼け石に水か…。

作業服の戦車兵が片手で水筒を持って休憩しているところ。こういう飾り台しかなかったけど戦車を作ったらフェンダーの端などに座らせても良さそう。

アイラインきつすぎた、けどたまにこういう顔つきの人もいますよね。歌舞伎役者かよ、「絶景かな、絶景かな」とか言いそう。でも、この角度からだとそんなに悪くない。

このフィギュアはポーズとか顔つきとか仕上がりとか全体のバランスとか、自分で作っておいてなんだけど気に入っています。首の部分も自然。

けっこう素朴な表情に仕上がって好きなフィギュアです。

デカールがたくさん入っているのは助かりました。階級章はそれほど複雑なパターンではないんだけど、やっぱりデカールのほうが簡単です。密着させてコーティングするのが逆に面倒な気もしますが。

指が太すぎの気もする。古いキットだしこだわり始めたら指なんかすべてエポキシパテで作らないといけないんだけど、それは追々ということで。

攻撃命令をかけている下士官。片膝を壇上に乗せているのでちょっと飾るのに苦労しますがこんな感じ。

基本的にはファレホ、モデルカラーのカーキグレーやフラットブラウン、カーキなどを使用しました。ところどころ白や黒を混ぜて濃淡を表現。

モールドがよく分からなくて軍刀は細かく描けなかったけど想像で金属部分を少し描きました。

どうかなー。カーキの軍服はあまり塗りなれていないんですけど、一応は帝国陸軍兵っぽく仕上がったんじゃないでしょうか。

首の付け根の加工とか難しくて、ヘッドを交換したけどあまり効果無かったかな、ちょっと残念。軍服の色合いは割と気に入っています。戦車兵だけってのも別に悪くは無いんだけど、やっぱり戦車と並べてみよう。確か段ボールの奥の方にいくつか帝国戦車キットがあったような･･･。
（2018/02/04）

ファインモールドの四式中戦車を完成させたので、以前製作した帝国陸軍戦車兵と合わせてみました。

座り姿勢のフィギュアのほうが意外とどこにでも合わせやすいですね。突撃隊長風のフィギュアは固定しにくい。

（2018/03/10）