タミヤの日本陸軍歩兵セットです。古代キット…、いにしえの時代より伝わる日本人の魂。アイテムナンバーは90番。ランナーに1976年の刻印が入っています。このあいだ、帝国陸軍のトラックを作ったばかりなので久々にフィギュアでも製作して隣に並べてみようかなぁという気分です。古いキットなのであまりうまく作れないかもなぁ…。
帽垂れ付き略帽が2つ入っているのでお好みでヘルメットの兵士と交換可能です。
このフィギュアは4体とも胴体の首と顔が繋がって1つのパーツになっています。ヘッドの交換が大変だし、そうそうアジア人の良質ヘッドは無いので何とか塗装でカバーできるかやってみます。
(2018/10/02)
軍刀を持って分隊の指揮を執っている指揮官。武装はどうやらピストルのみのようです。
帽垂れ付き略帽を頭に装着させる場合は、ヘルメットは背中に括り付けます。
(2018/10/04)
装備品の塗装サンプルになりそうな図説が載っています。組み立て終わったら箱は捨ててしまうので、参考に写真を撮っておきました。
クレオスのカーキで下塗りしました。このカーキは日本兵のユニフォームには合わなそう。ただ、つや消しなのでサーフェイサーの替わりに吹いておけば後で筆塗りするときも塗料の乗りが良いかなぁと思いました。
ファレホの日本軍ユニフォーム色などいろいろと塗り進めています。
顔の塗装が難しくて後回しにしていたら、それ以外は大まかに塗装が完了しました。小銃を持っている兵士の分は、一応、今回は瞬間接着剤を染み込ませた紙を細切りにして小銃ストラップを作ってみました。紙に硬度が出て少し扱いやすくなります。
久しぶりにプレステでCall of Duty シリーズをプレイしたらなんだか目が回ってしまいました。こういうゲームをプレイしていると現用米軍車両を作ってみたくなります。
(2018/10/06)
はい、タミヤの日本兵フィギュアが完成しました。おそらく南方戦線の兵士でしょう。南方と言ってもビルマからフィリピン、インドネシア、あるいはガダルカナル島など多岐にわたっているのでとにかく熱帯地域に従軍している兵士です。
細かくてなかなか階級章が見にくいけど、この一隊は少尉か中尉の士官に伍長、一等兵、二等兵の皆さんです。ファインモールドのキットに付いていたデカールを使いました。
と思っていたらタミヤの箱の裏に小さくバフとグリーンを混ぜると書いてありました。比率は書いていないので各個人のお好みということでしょう。考えてみればアフリカ軍団のダークイエローも通常ドイツ軍のフィールドグレーも千差万別の色合いです。
38式歩兵銃は日本軍が大東亜戦争中に使用した小銃で口径は6.5mm、装弾数は5発です。一般的には一人の兵士が30発入りの弾薬入れを前に2つ、60発入りの弾薬入れを後ろに1つの合計120発を携行していました。
ヘルメットには星章が入っているので薄く真鍮色で星を塗装しました。
89式重擲弾筒を持つ兵士は腰のあたりに4発入る弾薬嚢を2つ装備しています。口径は50mmで重量は4.7kg。
この武器を鹵獲した米兵が、試しに膝の上に固定して発射したら大けがをしたという話を聞いたことがあります。本来は地面に立たせて傾けて射撃するのが正しい方法。
輜重隊が襲撃されたときに応戦しているイメージで兵士の一隊をトラックと合わせてみました。
塗装中は横着してクリップで挟んで塗っちゃいました。やはり後から思うと1体ずつ台に固定してから塗装した方が、圧倒的に困ることは少ないです。細部を塗ろうとするたびに固定の必要性を感じました。
さすがに動的なポーズが多くてバランスが悪いので、一部のフィギュアの足には金属線を仕込んで固定してあります。
ビルマ戦記を読んで勝手に盛り上がっていたので、何枚も写真を撮ってしまいました。でも製作モチベーションにはこういう気分は大事ですよね。
(2018/10/08)
戦車、飛行機、艦船、ミリタリーフィギュアの模型に興味があり、気が向いたときにちょこちょこと作っています。戦史にも多少興味があります。小学生でタミヤのMMを作り始めました。小中高大と中断と再開を繰り返し、模型歴は約30年です。2007年2月から「細密桃源郷」というサイトをひっそりとやっていました。2016年12月から同名でブログにしました。
コメント
はじめまして。
私が物心ついた頃から何度も作ったキットですけど、最近箱絵を見直すと温水洋一さんとあばれる君がいますね(三八構えたのと八九式擲弾持った上等兵)
いや、また作りたくなりました。
こんばんは。コメンとありがとうございます!そう言われると箱絵の人物、似てますねー。三八構えたのはZOZOの社長にも似てると思いました。あと、右上の兵士はナイナイの岡村氏にもちょっと雰囲気が似ているかも。私もまたタミヤの最近のフィギュアキットを作ってみようかなぁ。