皆様、明けましておめでとうございます。昨年、ご訪問いただいた方、メールをいただいた方、どうもありがとうございました。こちらをご覧いただいた方々の今年の模型ライフの充実を願っております。現在、マスターボックスのフィギュアに手を付けています。箱絵が素晴らしい。
特筆すべきは出征旗(出征者を祝賀する旗、出征者の無事の帰還を願う旗))のデカールが6枚も付属していることです。これはすごい。
ものすごい迫力のある表情です。日本人に見える。フィギュアの表情が豊かで、インジェクションキットでもここまで出来るんだと感心しました。
このキットは2008年のリリースでしたか。もっと早く作っていれば、とは言いつつ世の中には数え切れないくらい溢れているので、一つ一つのキットとの出会いを大事にしたいものです。
(2016/01/01)
ライフルにはストラップを取り付けました。
(2016/01/28)
カーキ色の軍服は4人とも微妙に色合いを変えました。グリーン寄りや茶色寄りなど、色褪せ具合も様々あったのではないかと思います。どうやら海軍陸戦隊の軍服はもう少しグリーン寄りのほうが適切だったようです。ただし、大東亜戦争途中から軍服は帝国陸軍とほぼ同様のものに切り替わったものもあるのでまるっきりはずれと言うわけでもないかな。
ドイツ軍の弾薬箱を切り取ってこんな感じに切り取ればよいかと。
ざっくりと削りだしました。もう少し細くしようか。ツバが面倒そうなんですよね。
出征旗を2枚使用します。ティッシュペーパー(正確に言うとキムワイプですが)に溶きパテを染み込ませて固めたらこのデカールを貼ろうと思います。
(2016/02/01)
タラワ島は現在、キリバス共和国の首都です。ガダルカナル島やラバウル、グアムからもけっこうな距離にあります。
大東亜戦争当時、タラワ島はハワイとフィジーの中間辺りにあり戦略上重要とみなされていました。中部太平洋の小さな島です。1943年11月20日から23日にかけて日本軍と米軍の間で激戦が繰り広げられました。
日本軍4,800名、米軍35,000名。攻撃側が米軍です。善戦むなしく日本軍は壊滅、戦死者は4,713名と言われています。米軍の死者は1,000名。日本側の戦死割合は98%を超えているというのはいま考えると常軌を逸しているとしかいえません。
日本軍の現地部隊は捕虜になるくらいなら死を選べと教えられており、弾薬が無くても夜間に銃剣のみでバンザイ突撃を敢行する、負傷者は手榴弾で自決、などとにかく最終的には戦死してしまう傾向が極めて強かった。
米軍のほうでも、日本軍が最後まで抵抗するので道連れにならないよう徹底して掃討しました。
日本軍の最期は悲惨すぎるのでこれ以上は書きたくないくらいです。それにしても米軍の物量の投入量はハンパではなかったことでしょう。戦に関しての考え方がお互いに根本的に違うので、西洋人が日本軍から映画「猿の惑星」を考えついたのも少し解かる気がします。
みたところピストル以外小火器を持っていない将校。抜刀をしての突撃です。
赤い襟章を描きたかったのですが、海軍陸戦隊はダークグリーン系のようです。
マスターボックスのフィギュアの顔はモールドがしっかりしており塗りやすいです。
たぶん裏側は無地だと思うけれど、少し色褪せた感じに。真っ白だとさすがに不自然かと思います。
この表情、苦痛で直視できません。原型師の方はとてもうまいと思う。